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令和7年8月27日
引用元:TBS
国に無登録でフィリピンにある会社の社債の購入を勧め出資金を不正に集めたとして男女9人が逮捕された事件で、実質的経営者の男ら3人が詐欺の疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは、フィリピン共和国の金融関連会社の実質的経営者・A容疑者(45)ら男女3人です。
3人は、男性4人に「フィリピンの事業が数百億円規模の利益を上げている」などとウソの話で外国社債を購入させ、現金7300万円をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、3人は出資者に対し「出資すれば年利10%から15%が得られる」などとうたい社債の購入を募っていました。
さらに、出資事業を見学する名目でフィリピンへのツアーを行い、雇ったエキストラに従業員を装わせ実態のない事務所に派遣するなどし、出資者を信じ込ませていたということです。
警視庁は、A容疑者らが全国の5500人ほどからおよそ460億円を集め、集めた金の一部で高級バッグや腕時計などを購入していたとみて調べています。
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令和7年8月27日
引用元:読売新聞
フィリピンでの事業を巡る無登録の社債販売事件で、虚偽の投資話で金をだまし取ったとして、警視庁は27日、同国の金融関連企業「エス ディビジョンホールディングス」実質的経営者のA被告(45)(兵庫県)ら男女3人を詐欺容疑で再逮捕した。
発表によると、3人は共謀して2022年11月~23年2月、大阪府と岐阜県に住む40~60歳代の男性4人に「年利15%の利息を受け取れる」とうそを言い、同社の社債を購入させて計7300万円を詐取した疑い。
3人は、同社がフィリピンで手掛ける金融や不動産事業で多額の利益を上げていると宣伝していたが、実際は収益がほとんどなかった。昨年1月頃には、出資者への元本の償還や配当の支払いが滞っていたという。
警視庁は、3人が16年以降、全国の投資家約5500人から計約460億円を違法に集めたとみて、資金の流れを調べている。
A被告は今月6日、国に無登録で社債の購入を勧誘したとして金融商品取引法違反容疑で同庁に逮捕され、その後起訴された。
令和7年8月8日
引用元:FNNプライムオンライン
フィリピンを拠点に無登録で外国社債を販売し、約170億円を集めたとみられる9人が逮捕された。
本社ビルに「まにら新聞」の看板
主犯格とみられるのが、フィリピンを拠点に不動産業などを展開する会社の実質的経営者、A容疑者(45)だ。
容疑者ら男女9人は、2021年から2023年にかけて「フィリピンの事業はこれから伸びる」「社債を購入すれば毎月配当が入る」「年利最大24%の利息が得られる」などとうたい、無登録で外国社債の購入を持ちかけ、9人の投資家から約1億3100万円を集めた疑いが持たれている。
容疑者らが実質的経営者をつとめ、フィリピンにある「S DIVISION(エスディビジョン) HOLDINGS INC.」本社の窓には日本語で「まにら新聞」の看板が掲げられていた。
現地在住の日本人向けの新聞を発行する事業も行っていたのだ。
9人は勧誘の際、「まにら新聞など事業を展開している」などと説明し、投資家を勧誘していたという。
被害女性語る「2024年1月で“配当”が止まった」
2024年6月、警視庁は大阪のエスディビジョンの関係先の会社の家宅捜索に乗り出し、捜査を進めていた。
200万円を出資し社債を購入したという女性は、「2024年の1月ぐらいまで…1月が最後で2月は完全に(配当が)なくなったという感じ」と話し、配当できない理由は「銀行の方が厳しくなったからお金を動かすことができなくなって、お金を送金できないみたいな感じでした」と語った。
そして、「絶望ですよね…。諦め半分、返してほしい気持ち半分って感じです」と悔しさをにじませた。
警視庁は詐欺での立件も視野に入れ、実態解明を進める方針だ。
令和7年8月8日
引用元:読売新聞
無登録で社債の購入を勧誘したとして、警視庁が大阪府のコンサルティング会社「ステップキャピタルマネジメント」代表の男(45)(兵庫県)ら男女9人を金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕したことがわかった。男らが2021年5月~23年6月、社債の販売名目で全国の投資家ら約2400人から計約170億円を違法に集めたとみている。
他に逮捕されたのは、同社グループ会社の金融関連企業「エス ディビジョンホールディングス」(フィリピン)元社長の男(38)(愛媛県)や社債の販売代理店2社の役員ら。逮捕は6日。
捜査関係者によると、コンサルティング会社代表の男らは共謀して21年6月~23年2月、国の登録を受けずに岐阜、神奈川、大阪の3府県の男女9人に「年利24%を支払う」などとうたい、エス社の社債を購入するよう勧誘した疑い。9人は計約1億3100万円分の社債を購入していた。
ステップキャピタル社はエス社の社債販売代理店を統括。代理店はオンラインなどでセミナーを開き、「(エス社は)経済成長が見込めるフィリピンで金融や不動産業を営む」「倒産しても社債購入分は返せる」と説明していたという。
コンサルティング会社代表の男はエス社も実質的に経営し、勧誘を主導していたとみられ、警視庁は約170億円のうち、55億円を購入者への利息の支払いに充てたとみている。
東海地方の40歳代男性は22年、販売代理店社員から「1000万円出資すれば年利24%の特別枠を用意できる。3か月ごとに利息を払う」と勧誘され、1300万円分の社債を購入した。約400万円を受け取ったが、昨年1月に利払いが止まったという。男性は「フィリピンで色々な企業を買収していると聞き、信じてしまった」と話した。
令和7年8月8日
引用元:日テレNEWS
国に登録せずフィリピンに拠点を置く会社の外国社債への出資を勧誘したとして、会社の実質的経営者ら男女9人が逮捕されました。違法に集めた金は171億円にのぼるとみられています。
■無登録で勧誘か…9人逮捕
金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、「S DIVISION HOLDINGS」の実質的経営者A容疑者(45)、元社長のB容疑者(38)、金融商品の仲介を行っていたY社の実質的経営者C容疑者(44)、Z社の社長D容疑者(42)ら9人です。
9人は2021年6月から2023年2月にかけて、男女9人(30~60代)に「S DIVISION HOLDINGS(以下SDH)」の外国社債を国に登録せずに勧誘した疑いがもたれています。
■「S DIVISION HOLDINGS」とは
A容疑者が実質的に経営する会社はフィリピンに拠点をおき、主に不動産事業やレンディング事業などを手がけているとみられます。
会社のホームページには「投資の本質的な価値は幸福の追求にある。」というメッセージと共に「私たちはフィリピンにおいて、政府機関、銀行、大手企業を含む多くの顧客にサービスを提供しています」などと記載。
■主要都市でセミナー開き勧誘 違法性も認識…?
代理店として勧誘の大半を行っていたC容疑者らは主に大阪や東京、名古屋、福岡でセミナーを開きSDHの外国社債などへの出資を呼びかけていました。
出資を募る際年利6%~24%と高利率で配当金を出すとうたっていたとみられ「解約はいつでも可能で元金を返済する。SDH社は莫大な資産があるから万が一の場合はこの資産を売却して返済される」という趣旨の話をしていたといいます。
これは元本保証が違法のため即日解約でき返金されるという言い方を使ったとみられています。
また、無登録で勧誘を行った代理店はY社とZ社の他にも複数社あるとみられています。
■事業報告会…安心させる目的か
投資家を安心させさらなる投資を促すため、A容疑者は事業の状況についての報告会を開催。
報告会は高級ホテルで開かれ事業が儲かっているという説明を行うことで出資者たちを安心させていたとみられています。
出資者によると日本の漫画などの文化を売りにした店が好調であることなども話していたということです。
■違法に集めた額は約171億円
A容疑者らはセミナーにとどまらず個人での勧誘なども続けこれまでに全国のおよそ2400人を無登録で勧誘しおよそ171億4600万円を集めたとみられています。
■出資した男性語る…配当金受け取れず
実際に出資したという愛知県在住の40代の男性は2021年頃知人から紹介された代理店に「フィリピンの会社の社債で100万円投資すると5年間で投資金に対して60%増える。こちらの案件は堅い案件」「普通はできないけど特別に解約したい時は即日で解約し返金を必ずする」などと言われ100万円を出資したといいます。
その後毎月1万円が振り込まれるも17か月が経過したころ振り込みが止まったといいます。
そのため解約したい旨を伝えるも、一向に返金されないため代理店やSDHの本部に連絡を取りましたが、何かと理由をつけて返金されることはなかったということです。
「怪しいと思っている部分もあった、完全にポンジスキームですよね」(男性)
■8月8日に報告会予定だった
また、男性のもとには配当金が届かない出資者たちを落ち着かせるためか2025年7月末にはこのようなメールが届いていました。
報告会の予定日である8月8日のきょう、すでに逮捕されたA容疑者は出資者たちに何を話そうとしたのでしょうか。
午後8時から行われる予定の報告会は本人不在のため開かれないまま終わる見込みです。
■出資者の思い「どうか処罰を…」
650万円を出資した大阪府に住む50代の男性は8回ほどで配当がなくなったといいます。
配当が止まり返金もされない中、男性を担当した代理店は「待つしかない」などと繰り返しその後連絡がつかず。
出資した男性
「初めは配当の内容がすごく良かったので不安だったけど、代理店の男がすごく良くしてくれたので信じてしまった。まさか自分は、自分だけは絶対騙されないと思っていた」「配当金がなくなって連絡が取れなくなってからもまさかこんな良い人がって。最初はなんかあったんじゃないかって思っていたくらいで。でも次第に『あ、これはだまされたな』って」「ただ仕返しとかしたとしても自分に返ってくるのではないかとも思って、泣き寝入りかなと思っていた。どうか処罰をうけてほしい」
■詐欺での立件も視野に捜査
こうした実態などを踏まえ警視庁は全容解明と詐欺での立件も視野に捜査を進めています。
令和7年8月8日
引用元:産経新聞
フィリピンでの事業の資金調達名目で、外国社債購入を国に無登録で勧誘したとして、警視庁生活経済課は金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、フィリピンの企業「S DIVISION HOLDINGS INC.」(SDH社)と、大阪府内の関連会社「STEPCAPITALMANAGEMENT」(キャピタル社)などの実質経営者、A容疑者(45)=兵庫県=ら男女9人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、A容疑者らは令和3年6月~5年2月、国に無登録で、SDH社の社債計約1億3千万円分の購入を9人に勧誘した疑いが持たれている。
3年以降、投資家ら延べ約2400人に対し、無登録で外国社債計約170億円分を販売したとみられる。
A容疑者は平成25年ごろからフィリピンの不動産や金融関連事業を始め、SDH社などを設立。事業資金を調達するとして、日本国内の関連会社であるキャピタル社や代理店を通じ、セミナーで「最大で年利24%」などとうたって社債購入を勧誘していた。
令和5年、証券取引等監視委員会の申し立てを受けて大阪地裁がSDH社などに金商法違反行為の禁止・停止を命令。社債購入者への利払いは滞っていた。
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