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令和6年11月7日
引用元:NHK
東京の持ち株会社の社長らが「アフリカ・コンゴでの鉱山の採掘事業で高い配当を得られる」などとうたい、無登録で株式を売っていたとして金融商品取引法違反の疑いで逮捕されました。
アフリカでの事業に実態は無かったとみられ、警視庁は社長らが1年あまりの間に2億円以上を違法に集めたとみて捜査しています。
逮捕されたのは、東京・港区の持ち株会社、 「ReetJapanHoldings」の社長、李容疑者(39)らあわせて6人で、国の登録を受けずに、グループ会社の株式を売っていたとして、金融商品取引法違反の疑いがもたれています。
警視庁によりますと、社長らは「グループ会社の株式を買えば、アフリカ・コンゴ民主共和国での鉱山の採掘事業の収益で月15%の高い配当を得られる。大手総合商社とも取り引きがある」などと言って、令和2年7月から1年あまりの間に、顧客などから2億7000万円あまりを違法に集めた疑いがあるということです。
事業の説明に使われていた写真は、別の会社のパンフレットなどの写真を流用したもので、警視庁はアフリカでの事業に実態はなく、李社長らが、集めた金の一部を顧客に戻して「配当」に見せかけながら、違法な集金を続けていたとみて捜査しています。
警視庁は、6人の認否を明らかにしていません。
【勧誘で投資し200万円近くを失ったという60代の女性“今も家族に話せていない”】
「ReetJapanHoldings」からの勧誘で投資し、200万円近くを失ったという関東地方の60代の女性が、取材に応じました。
自宅を建て替えるための資金を作りたいと投資のセミナーに参加していたという女性。
そこで、アフリカで金属の採掘をしているという李容疑者から声をかけられたといいます。
李容疑者は、 「スマートフォンの製造に使う金属を採掘している」 、 「自分も事業に投資をしていて、月に何千万円もカネが入ってきている」などと語り、実際にコンゴの鉱山で撮影したという動画を見せるなどして、投資を持ちかけてきたということです。
しかし、実際に配当が得られたのは1度だけで、女性は何度も返金を求めましたが、容疑者とは連絡が取れなくなったということです。
女性は、被害に遭った事実について今も家族に話せていないということで、 「あとで思えばうそばかりだったのに、話が上手で圧倒されて信用してしまいました。なぜあのときしっかり確認しなかったのかと後悔しています。うそをついていたことは許せないので、反省してほしい」と話していました。
令和6年11月7日
引用元:朝日新聞デジタル
アフリカでの鉱山採掘事業への投資を無登録で募ったとして、警視庁は、東京都港区の投資コンサル会社「ReetJapanHoldings」代表の李容疑者(39)ら男女6人を金融商品取引法違反(無登録)容疑で逮捕し、7日発表した。
同庁は李容疑者らが全国の213人から約2億7600万円を集めたとみている。
生活経済課によると、李容疑者らは共謀して2020年10~11月ごろ、無登録で兵庫県に住む男性ら4人に対し、同社の関連会社「セブンスターズジャパンホールディングス」が発行する未公開株を購入すれば、「コンゴ民主共和国での鉱山事業に投資ができる」などと説明をして無登録で出資を募り、約2600万円を集めた疑いがある。
同課は、李容疑者らが「月15%の配当が出る」などと説明し、コンゴでの鉱山事業への架空の投資話を不特定多数に持ちかけたとみている。投資セミナーなどで株の購入を勧め、代理店を通して販売していた。配当は一度だけ払われていたとみられるという。
「知人に勧められ、海外鉱山を開発する会社に1口30万円で出資してしまった」「海外鉱山に投資するために開設した口座が乗っ取られたようだ」
国民生活センターによると、海外鉱山に関する出資を巡る相談は近年、複数寄せられている。
捜査関係者によると、李容疑者らはレアメタルの「コバルト」と呼ばれる金属のコンゴでの採掘事業への出資を呼びかけていた。レアメタルは、金などと同様に有限の資源のため、高い希少価値を持つ。採掘を行う企業なども含めて投資対象となるという。
投資詐欺に詳しい石川真司弁護士によると、海外鉱山の採掘を巡る投資は「詐欺」の典型例で、10年以上前から確認されている。被害に遭った場合、被害金は会社とは別の口座に移転されている場合もあり、「被害金を取り戻すのはなかなか難しい」と指摘する。
投資をする場合でも、「もうかる仕組み」を理解し、自ら投資先を選ぶことが大切だと話している。
令和6年11月7日
引用元:日テレNEWS
アフリカのコンゴ民主共和国での鉱山採掘事業をめぐり国の登録なく会社の株の購入を勧誘したとして、コンサルティング業務などを行う会社の代表取締役の男ら6人が警視庁に逮捕されたことがわかりました。
捜査関係者によりますと、「ReetJapanHoldings」の代表取締役李容疑者(39)ら6人は2020年ごろ、投資家数人に対しコンゴ民主共和国のコバルトの採掘事業への出資をもちかけ、国に登録せずに株の購入を勧誘したとして、金融商品取引法違反の疑いがもたれています。
別の事業者の採掘事業の資料を入手したうえで、自分の事業だと説明していて、「15%の高配当」や「日本大手の商社と取引がある」などとうたい勧誘していたということですが、実際には、配当は1回しか行われずそれ以降支払われた形跡はないということです。
この投資をめぐっては、2020年7月から2021年8月にかけて、全国200人以上の投資家からおよそ2億7000万円を集めていたとみられ、集めた金は別の事業の顧客への返金や投資資金にあてたり個人的な支出に使われていたりしていたとみられています。警視庁は6人から詳しい経緯を聞くとともに、詐欺の疑いも視野に全容解明を進めています。
令和6年11月7日
引用元:日本経済新聞
自社株への投資を無登録で勧誘したとして、警視庁生活経済課は東京都港区のコンサルティング会社幹部の男(39)ら男女6人を金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で6日、分かった。
捜査関係者によると、男らは「月利15%」などとうたって自社株の購入を無登録で勧誘した疑いがある。勧誘にあたっては実在する他社が手掛けるコンゴ民主共和国での鉱山事業に関する資料を提示していた。
2020年7月から21年8月ごろにかけて約200人から集金し、被害額は計約2億7千万円に上るという。
令和6年11月7日
引用元:FNNプライムオンライン
中央アフリカのコンゴ民主共和国での採掘をうたい、違法に未公開株を販売した疑いで、コンサル会社の代表取締役の男が警視庁に逮捕されました。
また、日本酒の輸出ビジネスへの出資をめぐっても、返金トラブルが相次いでいたことも分かりました。
「Reet Japan Holdings」代表取締役の李容疑者(39)ら6人は、2020年7月から2021年8月までの間、無登録の業者を通じてグループ企業の未公開株を販売した疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、李容疑者らは、中央アフリカのコンゴ民主共和国でのコバルトの採掘事業で、毎月15%の配当が得られるとうたって勧誘していたということですが、実際は、この採掘は無関係の会社が行う事業だったとみられています。
李容疑者らは、違法な株販売で200人ほどから、約2億7000万円を得ていたとみられています。
一方、李容疑者については、別の出資をめぐるトラブルもおきていました。
FNNの取材に応じた男性は、李容疑者から「北陸で日本酒の仕入れをしている。酒店を買い取り、安く酒を仕入れて、中国や韓国に輸出して得た利益を還元している」として、出資を持ちかけられたといいます。
新潟県などの醸造蔵元から買い付けた、日本酒銘柄のリストなどを示されて信用したという男性は、計4000万円を出資しましたが、約束された10%の配当は一度もなく、「出資をやめたい」と伝えると「これまでの金を返せなくなる」などと説明され、現在も1200万円が返金されていないということです。
警視庁は、採掘事業をめぐる集金について、詐欺容疑も視野に捜査しています。
令和6年11月7日
引用元:読売新聞
コンゴ民主共和国での鉱山採掘事業をうたい、自社株を違法に販売したとして、警視庁は6日、投資顧問会社「セブンスターズジャパンホールディングス」(東京都港区)代表取締役の李容疑者(39)ら男女6人を金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。2020年7月以降、個人投資家ら約200人に自社株を販売し、計約2億7000万円を得たとみている。
捜査関係者によると、6人は国に無登録で20年秋頃、グループ企業が数年前からコンゴの鉱山でコバルトの採掘事業をしていると説明。「収益が上がる」と持ちかけ、男女4人にセブン社株の購入を勧誘して約2600万円で販売した疑い。
李容疑者らは、開催したセミナーへの参加者に「月利15%の配当を出す」などと同社株の購入を持ちかけており、警視庁には株主から「配当が滞っている」と相談が寄せられていた。
警視庁は今年4月に同社などを同法違反容疑で捜索。勧誘に使われた採掘事業の説明資料などを押収した。
この説明資料は、警視庁が昨年10月にコンゴの採掘事業を巡る出資法違反事件で摘発した、別グループが使用していたものと酷似していたという。警視庁は、セブン社の採掘事業に実態がなかったとみている。
令和6年11月7日
引用元:TBSテレビ
「アフリカのコバルトの採掘事業に投資すれば月利15%を得られる」などとうたい、無登録で株の購入を勧誘したとしてコンサルティング会社の社長ら男女6人が警視庁に逮捕されたことがわかりました。2億円以上を集めたとみられます。
逮捕されたのは、東京・西麻布のコンサルティング会社「ReetJapanホールディングス」社長・李容疑者(39)ら男女6人です。
李容疑者らはアフリカのコンゴ民主共和国でのコバルトの採掘事業をめぐり、国に無登録で関西に住む男性ら数人に出資金としておよそ数千万円の株を購入するよう勧誘した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、李容疑者らは投資セミナーなどを開催し、出資者に対し「投資すれば月利15%が得られる」などとうたい、1口50万円で事業に対する出資を募っていて、2020年からのおよそ1年間で200人ほどから2億7000万円を不正に集めていたとみられています。
警視庁は事業には実態がなかったとみて、詐欺での立件も視野に捜査を進めています。
令和6年11月7日
引用元:毎日新聞
鉱山開発事業の配当を得られるとうたい、関連会社の株を無登録で販売したとして、警視庁生活経済課は6日、コンサルティング会社「リートジャパンホールディングス」(東京都港区)代表取締役、李容疑者(39)ら計6人を金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。
李容疑者らは2020年7月~21年8月、投資家ら約200人に株などを販売し、約2億7000万円を売り上げていたとみられる。
捜査関係者によると、李容疑者らは、アフリカ・コンゴ民主共和国のコバルト採掘事業へ投資しており、配当を得られるなどと勧誘。国の登録を受けずにリート社の関連会社の株を販売した疑いがある。
実際には採掘事業に投資していなかったとみられ、無関係の鉱山開発会社の事業をリート社の事業と偽り、投資家に説明していたとみられる。
この鉱山開発会社を巡っては、元本保証などをうたい不正に出資を募ったとして、社長らが23年10月に出資法(預かり金の禁止)違反の疑いで警視庁に逮捕され、その後起訴されていた。
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