(投資被害)無登録で投資勧誘 全国の約900人から総額54億円集金か 金融商品取引法違反で男6人を逮捕(岡山)

海外ファンドへの出資金を不正に集めた金融商品取引法違反の罪に問われている男6人に執行猶予付きの有罪判決

令和7年5月9日
引用元:RSK山陽放送

 

国に登録せず、海外ファンドへの出資金を不正に集めたとして、金融商品取引法違反の罪に問われている男6人に、岡山地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 

判決を受けたのは、福岡県の会社役員・A被告ら6人です。起訴状によりますと6人は、2019年から翌年にかけて金融商品の取引に必要な登録をせず、海外ファンドへの出資金を不正に集めていたとして金融商品取引法違反の罪に問われています。

 

判決公判で岡山地裁の溝田泰之裁判官は、「投資家を保護するために法が金融商品取引業について登録制としている趣旨に真っ向から反する」などとした一方、被害者に弁償すると述べていることから、犯行を主導していたA被告に懲役2年、執行猶予3年、および罰金200万円の判決を言い渡しました。また、ほかの5人には懲役1年~1年半、執行猶予3年などの判決が言い渡されました。

 

 

無登録投資業事件 商品紹介した被告に懲役3年求刑

令和7年4月25日
引用元:NHK

 

無登録で投資に関する業務を行い、出資金を不正に集めたとして7人が金融商品取引法違反の罪で起訴された事件で、25日、金融商品をほかの共犯者に紹介したとされる会社員の初公判が開かれました。
会社員は起訴された内容を認め、検察は懲役3年、罰金400万円を求刑しました。

 

千葉県の会社員のG被告(32)は、ほかの6人と共謀し、2019年から翌年にかけて無登録で投資に関する業務を行い、海外ファンドへの出資金を不正に集めたとして金融商品取引法違反の罪に問われています。

 

25日、初公判が開かれ、被告は起訴された内容を認めました。

 

検察は冒頭陳述で「被告が高配当が実現できるとして海外の金融商品を共犯者に紹介し、共犯者が商品への出資の勧誘を行って資金を集めた」と主張しました。

 

続く論告で検察は「被告は共犯者に商品の取り扱いを積極的に促していて、その役割は極めて重要で、およそ10億円の報酬を得ていることも考慮すると刑事責任は極めて重大だ」と述べました。

 

そのうえで「本来法律で禁止されているはずの元本保証をうたうなどして多数の出資者の判断を誤らせており、投資家の保護という法律の趣旨に著しく反した犯行だ」などとして懲役3年、罰金400万円を求刑しました。

 

一方、弁護側は被害者との示談が進められているなどとして罰金刑が相当だと主張しました。

 

裁判は25日で結審し、判決は来月16日に言い渡される予定です。

 

 

無登録で海外の集団投資ファンドへの出資を募った罪 初公判で男6人が起訴内容を認める

令和7年2月25日
引用元:KSB瀬戸内海放送

 

無登録で海外の集団投資ファンドへの出資を募った罪に問われている男6人の裁判の初公判が岡山地裁で開かれ、全員が起訴内容を認めました。

 

金融商品取引法違反の罪に問われているのは、福岡県の会社役員の男(37)ら男6人です。

 

起訴状などによりますと、6人は2019~2020年にかけて国の登録を受けていないにもかかわらず、松山市の女性ら9人に対し、海外の集団投資ファンドへの出資を募ったとされています。

 

25日の初公判で6人全員が起訴内容を認めました。

 

この事件を巡っては主犯格とみられる男(32)も起訴されています。

 

検察側は冒頭陳述で「主犯格とみられる男(32)が海外の金融当局から受けた許可証を示し、元本を保証した上で高配当が実現できる金融商品があると説明したため、男(37)が統括する会社が勧誘を始めた。出資金の30%が男(37)側の報酬で、残りを主犯格とみられる男(32)側に渡していた」などと述べました。

 

一方、弁護側は、起訴内容について争わない姿勢を示し、具体的な主張はしませんでした。

 

 

無登録投資業事件 指南役 約17億円受け取り私的に使ったか

令和7年2月20日
引用元:NHK

 

無登録で投資に関する業務を行い、出資金を不正に集めたとして9人が逮捕された事件で、指南役だった会社役員が、グループが集めた金およそ54億円のうち17億円近くを受け取り、実家の建築費用などにあてていたとみられることが、捜査関係者への取材でわかりました。
検察はこの会社役員を、金融商品取引法違反の罪で起訴しました。

 

起訴されたのは、千葉県に住む会社役員のG被告(32)です。
起訴状などによりますと、2019年から翌年にかけて無登録で投資に関する業務を行い、元本保証や高配当をうたって海外ファンドへの出資金を不正に集めたとして、金融商品取引法違反の罪に問われています。
被告は起訴された内容を認めているということです。
この事件をめぐっては、6人がすでに逮捕・起訴されていて、被告が指南役だったとみられています。
グループは岡山県を含む全国の900人ほどから合わせておよそ54億円を不正に集めていたことがわかっていますが、その後の調べで、被告がこのうちの17億円近くを知人の会社名義の口座を経由するなどして受け取り、実家の建築費用などにあてていたとみられることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
一方、被告は詐欺の疑いでも逮捕されていましたが、これについては嫌疑不十分で不起訴となりました。 また、ともに逮捕されていた2人については、いずれの容疑も嫌疑不十分で不起訴となっています。

 

 

無登録投資募集 男性を不起訴処分

令和7年1月31日
引用元:山陽新聞

 

国に登録せず海外の集団投資スキーム(ファンド)の募集をしたとして、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで逮捕された無職の男性(37)=熊本県=について、岡山地検は31日、不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

 

男性は会社役員の男(37)=福岡県、同法違反の罪で起訴=らと共謀し2019年8月~20年9月の間、松山市の女性ら男女6人に集団投資スキームの募集を無登録で取り扱った疑いで今月、岡山県警に逮捕されていた。

 

 

出資者から110万円だまし取った疑い…男2人を再逮捕 岡山

令和7年 1月30日
引用元:KSB瀬戸内海放送

 

国の登録を受けずに海外の集団投資ファンドへの出資を募ったとして、9人の男が逮捕された事件です。このうちの2人がファンドに出資した人から合わせて110万円をだまし取ったとして再逮捕されました。

 

詐欺の疑いで再逮捕されたのは、千葉県の会社役員(32)と東京都の会社員(32)です。

 

警察によりますと、2人は共謀して2020年10月、大阪市の男性(65)ら3人に「出資金を海外で運用することで高配当が得られる」などとうそを言い、計110万円をだまし取った疑いが持たれています。

 

出資金が海外に送金されていなかったことや、2人が外車や高級時計を買っていたことなどから逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し、2人は黙秘しているということです。

 

この事件を巡っては、国の登録を受けずに海外の集団投資ファンドへの出資を募ったとして千葉県の会社役員と東京都の会社員を含む9人がこれまでに逮捕されています。

 

警察は、このグループが岡山県を含む全国の900人ほどから総額約54億円を集め、その多くが千葉市の会社役員らに渡っていたとみています。

 

そして、千葉県の会社役員が他の仲間に資金集めの方法を指南した「主犯格」で、東京都の会社員がその資金を管理していたとみて調べています。

 

 

無登録で投資業務か 新たに指南役ら3人を逮捕 岡山県警

令和7年1月9日
引用元:NHK

 

無登録で投資に関する業務を行い、不正に出資金を集めたとして、東京・港区の会社の実質的経営者らが逮捕・起訴された事件で、岡山県警は指南役とみられる会社役員など3人を新たに逮捕しました。

 

逮捕されたのは、住居不定の会社役員のG容疑者(32)ら3人です。
警察によりますと、2019年から翌年にかけて、無登録で投資に関する業務を行い、元本保証や高配当をうたって、海外ファンドへの出資金を募り、愛媛県などの男女6人から合わせて740万円を不正に集めたとして、金融商品取引法違反の疑いが持たれています。
この事件をめぐっては、去年、宣伝広告などを行う東京の会社の実質的経営者ら6人が、逮捕・起訴されていて、警察のその後の捜査で3人が関与した疑いがあることがわかったということです。
容疑者が事件の指南役で、ほかの2人が金の管理役とみられるということです。
これまでの捜査で、グループが集めた出資金の総額は、岡山県を含む全国の900人ほどからおよそ54億円にのぼり、その多くが容疑者らに渡っていたとみられるということで、警察は引き続き全容の解明を進める方針です。
一方3人の認否については「捜査に支障がある」として明らかにしていません。

 

 

無登録投資勧誘事件、勧誘役の男性4人を不起訴に

令和6年12月6日
引用元:読売新聞

 

無登録で海外の投資ファンドへの出資を募ったとして東京都の収納代行会社の代表ら男6人が金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕、起訴された事件で、岡山県警が11月下旬に、勧誘役の20~30歳代の男性4人を同法違反(無登録営業)容疑で岡山地検に書類送検していたことがわかった。地検は5日、4人を不起訴(起訴猶予)とした。

 

 

金融商品取引法違反の疑いで福岡県の会社役員の男ら6人を再逮捕・送検 海外の投資ファンドへの出資募る【岡山】

令和6年11月13日
引用元:RSK山陽放送

 

金融商品の取り引きに必要な登録をしていないにも関わらず、海外の投資ファンドへの出資を募ったとして先月逮捕された男6人が、別の投資ファンドでも出資を募っていたとして再逮捕、送検されました。

 

金融商品取引法違反の疑いで再逮捕・送検されたのは、福岡県の会社役員の男ら6人です。

 

警察によりますと、6人は2020年金融商品の取り引きに必要な登録をしていないにも関わらず、元本保証・高配当をうたい「C・I・O V・I・P INSIDER」と称する海外の投資ファンドへの出資を募り、4人からあわせて610万円を集めた疑いです。

 

6人は、別の投資ファンドに出資を募った疑いで先月(10月)逮捕されていて、これまでに全国の約900人から、あわせて54億円を受け取ったとみられています。調べに対し6人は容疑を認めているということです。警察は、詐欺容疑も視野に捜査を進めることにしています

 

 

無登録投資募集疑い 男6人再逮捕 岡山県警 4人から610万円集金

令和6年11月12日
引用元:山陽新聞

 

国に登録せず海外の集団投資スキーム(ファンド)の募集をしたとして、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで会社役員の男ら6人が逮捕された事件で、岡山県警や岡山中央署などの合同捜査本部は12日、別の海外投資でも無登録で募ったとして、同容疑で6人を再逮捕した。

 

6人は、いずれも福岡県で会社役員A(37)、D(37)、E(37)、いずれも東京都で会社役員B(38)、C(38)、福岡県、運送業F(37)の各容疑者。合同捜査本部によるとA容疑者がリーダーで、企画や営業など役割分担していたという。

 

6人の再逮捕容疑は、共謀して2020年9~10月の間に3回、元本保証や高利配当をうたい、福岡市の男性団体職員(63)ら男女4人に「C.I.O V.I.P INSIDER」と称した中国企業の未公開株に関する集団投資スキームの募集を無登録で取り扱った疑い。4人から計610万円を集めていたとみられる。

 

6人は、松山市などの男女5人に対し別の海外ファンドの募集を無登録で行ったとして10月に逮捕=処分保留で釈放=された。再逮捕分を含め、容疑を認めているという。

 

事件を巡っては19~23年に、岡山県内の11人を含む全国の男女約900人から総額約54億円を集めていたとみられている。合同捜査本部は詐欺容疑も視野に全容解明を進める。

 

捜査本部は再逮捕容疑の事件で共謀したとして、勧誘員だった29~38歳の男性4人についても任意で事情を聴いている。

 

 

無登録投資業 実質的経営者ら6人を再逮捕 岡山県警

令和6年11月12日
引用元:NHK

 

高配当をうたって未公開株に関する投資業務を無登録で行い、出資金を不正に集めたとして、東京の会社の実質的経営者ら6人が、金融商品取引法違反の疑いで岡山県警に再逮捕されました。

 

再逮捕されたのは、宣伝広告などを行う東京の宣伝広告会社の実質的経営者のA容疑者(37)ら6人です。
県警によりますと6人は、2020年の秋ごろ、中国企業の未公開株に関する投資業務を無登録で行い、福岡市などの男女4人から合わせて610万円を不正に集めたとして、金融商品取引法違反の疑いが持たれています。
それぞれ企画担当や経理担当、それに営業担当などの責任者として役割を分担しながら「4か月で元本の40%の配当が得られる」などとうたい出資金を募っていたとみられるということです。
6人はほかの投資業務を無登録で行っていた疑いで10月に逮捕され、県警が余罪を捜査していました。
調べに対し、いずれも容疑を認めているということです。
これまでの捜査で、集めた出資金の総額は全国の900人ほどからおよそ54億円にのぼるとみられ、県警は勧誘を行っていた別の4人からも任意で事情を聞くなどして、全容の解明を進めることにしています。

 

金融庁によりますと、無登録の業者が関与した投資トラブルはあとを絶たず、特に出金に応じてもらえなかったり、途中で連絡が取れなくなったりするケースが目立つということです。
今回の事件でも、岡山県の出資者などから「元本が返ってこない」といった相談が相次いで寄せられたことをきっかけに警察が捜査を進めてきました。
金融庁は情報提供などをもとに警告を発出した無登録業者をリスト化し、ホームページ上で公開していて、金融商品を扱う業者と取り引きを行う際は事前に確認するよう呼びかけています。
一方、把握できていない無登録業者も多くいるということで、業者とのやりとりの中で「元本保証」や「高配当」などのことばが出てきた場合は注意してほしいとしています。

 

 

元本保証で54億円集めたか 無登録営業容疑、男6人逮捕―岡山県警

令和6年10月23日
引用元:時事ドットコム

 

無登録で海外ファンドへの出資を勧めたなどとして、岡山県警生活安全捜査課は23日までに、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、宣伝広告会社(東京都)代表の男(38)=同=ら男6人を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

 

同課によると、容疑者らは元本を保証した上で高配当が得られるとうたい、海外投資ファンドに勧誘。44都道府県の約900人から出資金約54億円を集めていたという。同課は詐欺の疑いも視野に捜査する。

 

 

「専門学校の同級生」の男6人 無登録営業で全国の約900人から総額54億円の出資金を受領した疑いで逮捕

令和6年10月23日
引用元:RSK山陽放送

 

無登録で第二種金融商品取引業を行い、全国の約900人から総額約54億円の出資金を受領したとして、男6人が逮捕されました。

 

金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県の会社役員のA(37)、東京都の会社役員のB(38)、東京都の会社役員のC(38)、福岡県の会社役員のD(37)、福岡県の運送業のF(37)、福岡県の会社役員のE(37)です。

 

警察によりますと、6人は福岡の専門学校の同級生だということです。

 

警察によりますと、男6人は、令和元年8月13日から令和2年5月31日までの間、4回にわたって、松山市の会社役員の女性(57)ほか4人に対し、「元本を保証したうえ、高利配当の収入が得られる」と公然と示し、「C.I.O」と称する海外の集団投資スキーム(ファンド)の募集の取り扱いを行った疑いがもたれています。

 

岡山中央警察署、岡山西警察署、岡山南警察署、赤磐警察署、倉敷警察署と岡山県警生活安全捜査課による合同捜査本部は、令和4年9月、複数の出資者から「元本が戻ってこない」「配当がない」などの相談を受け、捜査していました。

 

押収した携帯電話やパソコンの履歴を調べるなど所要の捜査を行って、男らの容疑を特定し、逮捕したということです。

 

警察は、認否について、捜査中であることを理由に明らかにしていませんが、今後、詐欺の可能性も視野に入れて調べを進めることにしています。

 

 

 


該当する方は早めに専門家へ相談してください。
専門でないと、
「あきらめなさい」
「どうせ取り返せない」などと言われます。

 

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