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2被告に有罪判決　暗号資産の投資話で詐欺＜岩手・盛岡市＞

令和4年1月8日
引用元：岩手めんこいテレビ

 

いわゆる仮想通貨「暗号資産」の投資話で現金をだまし取ったとして詐欺罪に問われた2人の被告に対し、いずれも執行猶予付きの有罪判決が言い渡された。

 

判決を受けたのは、東京都千代田区の投資会社「デイリス」の元従業員・高橋被告（60）と加藤被告（75）。
両被告は2019年に「暗号資産の取引に出資すれば配当金を支払う」などと、うその投資話で女性3人からあわせて360万円余りをだまし取り、詐欺の罪に問われた。
1月7日の判決公判で加藤亮裁判官は「他人を勧誘して出資させれば配当が増えるとだました事は極めて悪質な投資詐欺」と指摘した。

 

一方で被害者との示談が成立しているなどとして、懲役3年・執行猶予5年の判決を言い渡した。

 

 

「暗号資産」めぐり詐欺罪に問われた2人に猶予付き判決

令和4年1月7日
引用元：NHK

 

ネット上でやり取りされるいわゆる仮想通貨＝「暗号資産」をめぐって、うその投資話を持ちかけて現金をだまし取った罪などに問われた投資会社の元社員2人に対し、盛岡地方裁判所はいずれも執行猶予のついた判決を言い渡しました。

 

東京・千代田区の投資会社「デイリス」の元社員、高橋被告と加藤被告は、令和元年に女性3人に対し「暗号資産の取引に出資すれば配当金が毎日もらえる」などとうその説明をして、合わせて360万円余りをだまし取ったなどとして詐欺の罪に問われました。

 

判決で盛岡地方裁判所の加藤亮裁判官は「多数の客を勧誘し、多額の被害を出した極めて悪質な投資詐欺だ」としたうえで、「被告2人は経理や顧客の勧誘を行うなど、犯行に不可欠な役割を果たし被害を拡大させ、報酬として多額の利益を得た」と指摘しました。

 

ただ被害者との間で示談が成立しているなどとしていずれも懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。

 

被告の弁護士は「控訴するか本人と話し合って決める」としています。

 

 

岩手・盛岡地裁 架空の投資話で多額詐取の男2人 初公判で起訴内容認める

令和3年5月20日
引用元：テレビ岩手

 

架空の出資話で多額の金を騙し取った罪に問われている投資会社元従業員2人の初公判が20日、盛岡地方裁判所で開かれ、2人は起訴内容を認めた。

 

詐欺の罪に問われているのは、いずれも投資会社元従業員で、東京都新宿区の髙橋被告（59）と埼玉県三芳町の加藤被告（75）。
起訴状などによると、2人は2019年10月上旬から11月下旬にかけて、高額の配当や紹介料が得られると、仮想通貨取引への架空の出資話を持ちかけ、神奈川県や東京都に住む女性3人から計366万円を騙し取った罪に問われている。初公判で2人は「間違いありません」と起訴内容を認めた。被害者は岩手県内で約50人、全国で約7700人、被害額は約7億8000万円にのぼっている。

 

 

暗号資産取引名目で360万円詐欺 初公判で起訴内容を認める

令和3年5月20日
引用元：NHK

 

暗号資産取引などへの出資名目で女性3人からあわせて360万円あまりをだまし取ったとして、詐欺の罪に問われている投資金融会社の元社員の男2人の初公判が盛岡地方裁判所で開かれ、いずれも起訴された内容を認めました。

 

東京都千代田区の投資金融会社「デイリス」の元社員、高橋被告（59）と加藤被告（75）は、神奈川県などに住む女性3人に対し「暗号資産の取引に出資すれば配当金が毎日もらえる」などとうその説明をして、あわせて360万円あまりをだまし取ったなどとして詐欺の罪に問われています。

 

20日盛岡地方裁判所で初公判が開かれ、2人とも起訴された内容を全面的に認めました。

 

続く冒頭陳述で検察は「被告の会社は暗号資産の取引を実際には行っておらず、金を集めた後に出資者に『利率が下がった』とうそを言って配当金の支払いを停止し、差額を犯罪収益として得ていた」などと指摘しました。

 

検察や警察によりますと、被告らは岩手を含む全国のべ7700人あまりから、およそ7億8000万円をだまし取る目的で集めていたということです。

 

次の裁判は6月29日に予定されています。

 

 

仮想通貨事業装い現金詐取、容疑で５人逮捕

令和3年1月18日
引用元：産経新聞

 

仮想通貨の取引事業に出資すれば配当などが得られると嘘を言い、横浜市の女性ら２人から現金をだまし取ったとして、岩手県警は１８日、詐欺容疑で、東京都新宿区下落合、無職、高橋容疑者（５９）ら男女５人を逮捕した。

 

県警によると、高橋容疑者は金融コンサルティング会社をうたう「デイリス」（東京）で経理などを担当。県警は全国の７０００人以上から計７億円余りを集めたとみて裏付けを進める。

 

逮捕容疑は令和元年１０～１１月、事業の実態があるように装って、女性２人に現金を振り込ませたとしている。同時期に出資しようとした別の人が訪れた岩手県内の金融機関が盛岡東署に通報し、事件が発覚した。

 

 

仮想通貨で投資詐欺　５人逮捕、７億円集めたか／岩手

令和3年1月18日
引用元：岩手放送

 

仮想通貨による取引事業で高額の配当が得られるなどとうたい、金をだまし取ったとして、岩手県警は１８日、詐欺の疑いで東京都の男ら５人を逮捕しました。出資者は全国で７０００人以上、集めた総額は７億円あまりに上るとみられています。

 

詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都新宿区の無職・髙橋容疑者（５９）ら、東京都と埼玉県の５０代から７０代の男女あわせて５人です。警察によりますと、東京都千代田区にある会社「デイリス」の社員だった５人は、共謀しておととし１０月上旬から１１月中旬までの間に、神奈川県と東京都の女性２人に、実際には行っていない仮想通貨取引事業への出資を持ちかけ、「高額の配当金が得られる」などとして、複数回にわたりあわせて数十万円を振り込ませだまし取った疑いが持たれています。県警はおととし１１月、県内の金融機関から「特殊詐欺被害の可能性がある」という内容の通報を受け、それを端緒に捜査していました。この事業の名目で出資した人は全国４７都道府県で７０００人以上、県内でおよそ５０人確認されていて、集めた総額は７億円あまりと見られています。５人は「紹介した人数に応じて配当金の比率が上がる」などと知人から知人へと話を持ちかけて金を集めていたとみられます。警察は余罪について引き続き捜査を進め、全容解明を進める方針です。