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令和6年6月6日
引用元:テレビ朝日
払える見込みがない高い配当をうたう社債を販売したとして、社長ら3人が詐欺容疑で再逮捕されました。投資家から集めた80億円もの金を何に使ったのか、その行方を追いました。
■巨額の資金はどこへ? 知人らに聞く
海外のリゾート地で撮られた写真。そこにも“お金”が流れていたのでしょうか?
中村被告をよく知る 伊藤歯科医師
「モルディブに銀行をつくるとか、島を買うみたいな話が出ていた」
「中村社長がおっしゃっていましたね」
さらに、飲み会で何本もの高級シャンパンを開ける様子も…。1300人から80億円ほどを集めたとされる男。その“カネづかい”の一端が見えてきました。
元本保証をうたい、年率20%を超える配当が記された社債。関係する企業の社債の購入を違法に勧誘したとして、金融商品取引法違反の容疑で、4日に起訴された「ザ・グランシールド」社長の中村被告(46)。社債の発行元である「トラステール」の社長ら3人も詐欺の疑いで、4日に再逮捕されました。
巨額の資金はどこへ消えたのでしょうか?5日、番組の取材に応じてくれたのは、中村被告をよく知る伊藤歯科医師です。
伊藤歯科医師
「(Q.この80億円は何に使われていたか、ご存知ですか?)羽振りめっちゃ良かったですね。毎回、シャンパンをポンポンいっていました」
若い女性たちをはべらせ、中村被告の前に並べられた高級シャンパン。時には有名人を呼んで、芸を披露させたこともあるといいます。
伊藤歯科医師
「忘年会は大きめの船を貸し切りで、船を降りた後はリムジンが迎えに来て、女の子が喜びそうな夜景ドライブをやっていた」
こちらの飲み会に参加した人によると、この日の会計は…。
飲み会に参加した 中村被告の知人
「777万円。飲食店も中村被告がオーナーなので、そこにお金が流れるように」
■「モルディブで島買う」「銀行の頭取になる」
また、こんな「国の名前」も…。
伊藤歯科医師
「モルディブに銀行をつくるとか、島を買うみたいな話が出ていた。(集めた資金が)モルディブに流れているんじゃないかなと思いますけど」
インドの南西に位置し、1200ほどの島々からなるモルディブ共和国。
別の関係者から入手した資料の中を見ると、モルディブ政府から「金融機関を開設する認可を得た」という内容や、「代表は中村氏」「リゾート島を購入」の文字も記載されています。
中村被告の知人
「“銀行の頭取になる”みたいな話だった」
■歯科矯正トラブルも…逮捕者は10人に
中村被告が経営するザ・グランシールドは、社債の勧誘とは別に、歯科矯正の“実質無料”で返金トラブルを抱え、伊藤歯科医師は、その“広告塔”になっていました。
ただ、自身は「報酬を一切もらっていない」と主張し、問題発覚後は被害に遭った患者の治療を受け入れ、歯科矯正を巡る裁判では、被害者側から訴えを取り下げられているということです。
伊藤歯科医師
「(社債の)80億円の話が出た時に、僕もニュースで知って、そりゃ莫大(ばくだい)な資金あるなと。もしお金が残っているんだったら、返してあげてほしいなって思います」
競い合うように社債を売っていた女3人のうち1人は、中村被告の口癖だった「私生活からお金をかけなければ成功者にはなれない」との言いつけを守ったと供述しています。
一連の逮捕者は、これまでに10人となっています。
(「グッド!モーニング」2024年6月6日放送分より)
令和6年6月5日
引用元:産経新聞
会社が実質破綻した後も高配当をうたって社債を販売し、購入者から現金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は詐欺の疑いで、債務保証会社「トラステール」社長、高橋被告(61)=金融商品取引法違反罪で起訴=ら男3人を再逮捕した。
同社を巡っては3人のほか、無登録で同社の社債販売を請け負ったとして、金融コンサルタント会社「THE GRANSHIELD(ザ・グランシールド)」社長らが金融商品取引法違反容疑で逮捕、起訴されている。
同課によると、トラステール社は医療機関の保証事業を運用するとして、年利20%の配当が支払われ、5年で元本が全額返却されるとうたって社債を発行。グランシールド社が委託を受けて販売し、延べ1300人から約80億円を集金したとみられる。
トラステール社の保証事業に実態はなく、令和4年12月ごろに実質破綻状態となった後も販売を続けていたことから、同課は詐欺罪に当たると判断したという。
再逮捕容疑は令和5年1~2月ごろ、30代の男性ら3人から、社債購入費として計1200万円をだまし取ったとしている。
令和6年6月5日
引用元:テレビ朝日
資産運用コンサルティング会社の社長らが無登録で関係企業の社債申し込みを勧誘したなどとして逮捕された事件で、社長ら3人が詐欺の疑いで再逮捕されました。
保証会社「トラステール」の社長・高橋容疑者(61)ら3人は去年、出資者3人から社債購入代金名目で合わせて1200万円をだまし取った疑いが持たれています。
警視庁によりますと、3人は年利およそ20%の高配当をうたって金を集めていましたが、実際には支払いが滞っていました。
また、無登録で「トラステール」社の社債申し込みを勧誘したなどとして、新たに元従業員の33歳の男が逮捕され、一連の事件の逮捕者は10人となりました。
警視庁はおよそ1300人から80億円ほどを集めていたとみて調べています。
令和6年6月5日
引用元:朝日新聞デジタル
病院の債務保証をうたって無登録で出資を募ったとして、信用保証会社「トラステール」(東京都千代田区、破産手続き中)代表の高橋容疑者(61)=同区=らが金融商品取引法違反容疑で逮捕された事件で、警視庁は高橋容疑者ら3人を詐欺容疑で4日に再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。
生活経済課によると、高橋容疑者や同社役員ら3人は共謀して2023年1月下旬ごろ、仲介業者を通して30~50代の男性3人に「年利約20%を5年間支払う」「満期には元本を返済する」などとうそを伝え、翌2月に計1200万円を送金させ、だまし取った疑いがある。
2022年には実質破綻か
高橋容疑者らは出資者に、コロナ禍で経営難に陥った病院の金融機関に対する債務保証を同社がしていると説明。金融機関から融資を受けた医療機関が同社に支払う保証料が配当金になると説明していた。ただ、この事業に実態はなく、経営は自転車操業で、22年12月には実質的に破綻(はたん)していたと同課はみている。
事件を巡っては、3人に加え歯科医院などを経営する「ザ・グランシールド」(東京都中央区、破産手続き中)社長の中村被告(46)=東京都江東区=ら5人が金商法違反罪で起訴され、別に2人が金商法違反容疑で逮捕された。同課は、約6年間で全国の延べ約1300人から計約80億円を集めたとみている。
令和6年6月5日
引用元:日テレNEWS
資産運用コンサルティング会社などが保証事業の出資をうたった社債販売で出資者1300人ほどからおよそ80億円を集めたとみられる事件で、実際には破綻している事業に勧誘していたとして債務保証会社社長ら3人が再逮捕されました。
警視庁によりますと再逮捕されたのは金融機関への債務保証会社「トラステール」社長高橋容疑者(61)と取締役の鈴木容疑者(71)、財務会計支援機構代表理事の竹井容疑者(64)ら3人です。
3人は2023年1月下旬頃から2月頃の間実際には支払いが出来る状況ではなかったにも関わらず、30代の男性3人に「社債購入契約をして出資すれば 年利20%と元本保証をする」とウソの勧誘を行い計1200万円をだましとった詐欺の疑いがもたれています。
今回勧誘していたのは高橋容疑者が経営するトラステール社が経営難の病院が金融機関から借り入れを行う際に病院の債務を保証し病院から支払われる保証料で利益をあげる事業を展開しているというもの。
鈴木容疑者と竹井容疑者が今回の事業計画を考えたとみられ、出資者に対し年利20%や元本保証をうたってトランステール社の社債の購入を持ちかけていましたが、警視庁は事業そのものの実態はなかったとみています。
また、集めたカネについて高橋容疑者ら3人は報酬としてそれぞれ数億円、無登録で社債を勧誘をしたとしてすでに逮捕されている、資産運用コンサルティング会社「ザ・グランシールド」社長・中村容疑者ら6人も計十数億円受け取っていたとみられるほか、別の事業での負債の返済や別の投資などに充てていたとみられていて残りのカネを出資者の配当金として回していたということです。
3人は、2022年の12月には経営破綻を認識していたものの、勧誘を続けていたとみられ2023年の2月末の時点に配当金が滞ったことで、警視庁に出資者から相談が寄せられていたということです。
日本テレビが入手した高橋容疑者らがオンラインミーティングしている映像では、配当が停止した日に「自転車(操業)になってしまうし、詐欺になるのかもはや分からないけど、(さらに投資の)募集をしてそこから(元金を)お返しする」といった発言や、「方便でもいいからもう一回グランシールドの人たちが募集をする」などといった会話もあり破綻している認識がありながら追加で出資を勧誘することを提案する様子も録音されていました。
令和6年6月5日
引用元:毎日新聞
社債の販売代金を顧客からだまし取ったとして、警視庁生活経済課は5日、債務保証会社「トラステール」(東京都千代田区)社長、高橋被告(61)=東京都千代田区内神田1=ら男性3人を詐欺容疑で再逮捕したと発表した。
トラステールは遅くとも2022年12月には破綻状態にあったとされるが、3人はそれ以降も元本保証や高利回りの配当を約束し、社債販売を継続していたとみられる。警視庁は集めた金を配当に充てる「自転車操業」だったとみている。
警視庁によると、他に再逮捕されたのはトラステール取締役の鈴木(71)=港区麻布十番3、一般社団法人代表理事の竹井(64)=練馬区関町東1=両被告。
再逮捕容疑は23年1~2月ごろ、兵庫県の30代の男性公務員ら3人に「年利20%相当の配当がもらえ、契約満了時には元本を返済する」とうそをつき、トラステールの社債を販売し、計1200万円をだまし取ったとしている。警視庁は3人の認否を明らかにしていない。
トラステールは医療機関に対する融資保証事業をする会社と説明されていたが、実体は無かった可能性があるという。
社債販売を巡っては、再逮捕された3人を含め、無登録で社債を購入するよう勧誘したとして、金融コンサルタント会社「ザ・グランシールド」(中央区)社長の中村被告(46)=江東区豊洲1=ら男女9人が、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで逮捕され、うち8人が起訴されている。
トラステールはグランシールドを通じて、社債などの販売名目で17~23年、36都府県の約1300人から計約80億円を集めたとみられる。23年2月には出資者への配当が止まり、東京地裁が同10月にトラステールの破産手続き開始を決定していた。
また、警視庁は5日、グランシールドの元従業員で無職、佐藤容疑者(33)=港区六本木3=を金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで新たに逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。
令和6年5月30日
引用元:テレビ朝日
資産運用コンサルタント会社の社長らが無登録で関係企業の社債申し込みを勧誘したなどとして逮捕された事件で、新たに元社員の男が逮捕されました。
「THE GRANSHIELD」の元社員で、行政書士の後藤容疑者(36)は2019年、出資者2人に対し、無登録で保証会社「トラステール」の社債申し込みを勧誘したなどの疑いが持たれています。
警視庁によりますと、後藤容疑者はファイナンシャルプランナーを名乗り、年利およそ20%の高配当などをうたって金を集めていましたが実際には支払いが滞っていました。
この事件では社長の中村容疑者(46)ら8人が逮捕されていて、警視庁は、およそ1300人から80億円ほどを集めていたとみて実態解明を進めています。
令和6年5月30日
引用元:時事ドットコム
不動産コンサルティング会社「ザ・グランシールド」の社長らが無登録で社債への投資を募ったとして逮捕された事件で、警視庁生活経済課は30日までに、金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で、同社元社員で行政書士の後藤容疑者(36)=埼玉県蕨市中央=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。事件での逮捕は9人目。
逮捕容疑は2019年12月~20年9月ごろ、国の登録を受けずに経営コンサル会社「トラステール」の社債を販売し、東京都内の30代女性会社員ら2人から計約800万円を集めた疑い。
同課によると、グラン社は17年2月からの約6年間にわたり、トラステールの社債販売目的で、計約1300人から約80億円を集金。後藤容疑者は約2億6000万円を集め、約2500万円の報酬を得ていたという。
トラステールは当初、年2割の配当を払っていたが、昨年2月に支払いが止まり、同10月に東京地裁で破産手続きの開始決定を受けた。実体はなかったとみられる。
令和6年5月30日
引用元:TBSテレビ
無登録で社債を購入するよう勧誘して金を不正に集めたとしてコンサルティング会社の社長らが逮捕された事件で、JNNの取材に「自分も被害者だ」などと主張していた元社員の男が新たに逮捕されました。
新たに逮捕されたのは、コンサルティング会社「THE GRANSHIELD」の元社員・後藤容疑者(36)で、すでに逮捕されている社長の中村容疑者らと共謀し、国の登録を受けずに女性2人に社債を購入するよう勧誘し、あわせて800万円を集めた疑いがもたれています。
警視庁は後藤容疑者の認否を明らかにしていませんが、逮捕前、JNNの取材に応じた後藤容疑者は「自分も被害者だ」などと主張していました。
後藤 容疑者
「私自身が怪しいと思うタイミングは(会社を)辞めるまではなかった。私も(中村容疑者を)信頼していたので、自分と家族で数百万円を投資していました」
後藤容疑者らは全国の1300人ほどからあわせておよそ80億円を集めたとみられていて、警視庁は詐欺容疑での立件も視野に全容解明を進めています。
令和6年5月17日
引用元:テレビ朝日
年利20%の高配当をうたう違法な社債を販売し、1300人から80億円を集めた事件です。そのうち、およそ20億円を売りさばいた女の手口が明らかになりました。
■弁護士「絵に描いた餅」「全く実態のないもの」
「財務会計支援機構」理事
竹井容疑者
「トラステールを何としても生き延びさせて、何とか再生させないと。本当にこれが一番最悪なので。(社債が)とんで紙くずになったら、これ、もう本当にとんでもない話になっちゃう」
これは去年2月、自転車操業で資金繰りが悪化し、顧客からのクレームが増加。緊急会議が開かれた際のやり取りです。
「ザ・グランシールド(THE GRANSHIELD)」営業
秋元容疑者(38)
「首の皮一枚、すでに」
「トラステール」取締役
鈴木容疑者
「それこそ3カ月以上かかる」
「ザ・グランシールド」営業
鍵井容疑者(34)
「3カ月は絶対お客さん待てないと思います。もうこれになると、詐欺なのかもはや分かりませんけれども、募集をしてそこからお返しするなど」
「ザ・グランシールド」営業
佐武容疑者(35)
「仕組み自体、配当自体、私たちも守られるような形の募集の仕方で方向チェンジしていくのもありなのかなと」
16日、年利20%の高配当の社債を無登録で販売した疑いで送検された「ザ・グランシールド」社長の中村容疑者(46)ら8人。およそ1300人に実態のないとされる社債を販売し、80億円を集めたとされています。
社債を発行していたのは、ザ・グランシールドの関連企業で、経営コンサルティング会社「トラステール」です。「医療機関が支払う保証料が、社債購入者への配当金となる」とうたっていましたが…。
被害者弁護団 団長
加藤博太郎弁護士
「よくわかんないですよ。絵に描いた餅というか。それは(トラステール社長)高橋容疑者自身が全く実態のないものということを認めていまして」
そんな社債の勧誘に大きく貢献していたのはザ・グランシールドの秋元容疑者、佐武容疑者、鍵井容疑者です。3人のなかでも、中村容疑者を崇拝し、およそ20億円を集めていたのが佐武容疑者でした。
■中村社長が“救世主”
2018年に開かれた中村容疑者らの誕生日パーティーの映像です。
佐武容疑者
「中村さんと知り合って、あり方ですとかやり方、色んなものをご指導頂いて今やっと自分の成功に向かって、一歩一歩踏み出せたという状況です」
佐武容疑者はザ・グランシールドに入社する前は、夜の飲食店や保険会社で働いていたといいます。
ザ・グランシールド 元社員
「がむしゃらに馬車馬のように働いて、もがいてるみたいなところに、救世主の中村社長が現れてどんどん稼いでいったという感じ。とにかく売り上げを立てていくっていうのが欲求というか、願望のど真ん中というか。いいところに住んで、いいブランド品を身につけてどんどんお金を使っていって自分を磨いていくというのが、自分が満たされる、心が満たされるというので頑張っていましたね」
■“佐武チルドレン”で独自システムを構築
佐武容疑者は、どのようにして多額の契約を獲得していったのでしょうか?
ザ・グランシールド 元社員
「僕のイメージだと男性の目をずっと見て、目で落とす、目力みたいなのはあったと思いますね。だから投資の契約をするというよりは、佐武さんと契約をするというようなイメージ。ちょっと、まだまだ勉強不足で頑張っているっていう、アイドルを応援する感じじゃないですか。そういう演出がすごい得意だった」
佐武容疑者の周辺には、こんな人たちも…。
佐武容疑者
「あちらにいる方々ですね、私が“佐武チルドレン”と勝手に呼んでいる」
佐武容疑者自ら誇らしげに語る“佐武チルドレン”とは?
ザ・グランシールド 元社員
「佐武さんを崇拝する人たち。佐武をどんどん崇拝していく信者を作っていく仲間たち」
「(Q.それは社内の人ということですか?)社外のお客さんですね。お客さんからどれだけ紹介をもらえるかというのが重要だったので、お客さんにもっともっと周りへの営業マンになってもらうという感じですね」
勧誘した客が、新たな客を連れてくるという独自のシステムを構築していました。
■被害者「普通の友達の印象」から…
しかし、今回の逮捕を受け、だまされた被害者からの怒りは、特に佐武容疑者に向いたといいます。
加藤弁護士
「今回の逮捕があった時に、『真っ先に佐武さんも捕まったんですか』と。『絶対捕まえてください』というような強い意見が多かったです。非常に強い怒りを佐武さんに対して思った方が多かったのだと思います」
実際に佐武容疑者から勧誘され被害に遭った男性は、このように話します。
佐武容疑者の被害者
40代会社役員
「僕は600万円分購入をして300万円利息で返ってきたけれども、残り300万円が返ってきてないような感じです」
「普通の友達ですし、まめに連絡をする印象があったので普通にいい人だなという印象がありましたし、なので全く疑いみたいなものはなかったですね」
しかし、「詐欺ではないか」という情報が広がるにつれて、佐武容疑者の様子が変わってきたといいます。
佐武容疑者の被害者
40代会社役員
「だんだん連絡が取れなくなっていって、次第に(SNSが)既読スルーになってという感じでした。『自分は悪くない』と言っていて、『悪いことは一切何にもしてない』ともう言い切っていて。『なんだったら、その社債を購入したお客側の自己責任』というふうに言っていて。自分が販売したという責任は一切感じなかったですし、最後まで『すみません』とか『ごめんなさい』とか謝罪の言葉を一言もありませんでした」
中村容疑者らは、顧客に返済が必要となる満期のタイミングで社債の再購入を勧誘。返済金を社債の再購入資金に回させて、返済を逃れていたことも分かりました。
佐武容疑者
「みなさんに本当に感謝していますし、みなさんに今後恩返ししていけるように、一生懸命努力していきたいと思っていますので応援して下さい。よろしくお願いします」
警視庁は全容解明に向けて、調べを進めています。
(「グッド!モーニング」2024年5月17日放送分より)
令和6年5月16日
引用元:共同通信
違法に社債購入の勧誘をしたとして、金融商品取引法違反容疑で不動産投資会社「ザ・グランシールド」の代表取締役中村容疑者(46)ら8人が逮捕された事件で、顧客への利払いが昨年2月ごろから滞ったことが16日、警視庁生活経済課への取材で分かった。同課は16日、同法違反容疑で法人としてのグランシールドも書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
事件では社債を発行したコンサルティング会社「トラステール」の代表取締役高橋容疑者(61)らも逮捕。同課は中村容疑者らがトラステールの社債や株の購入を持ちかけ、延べ約1300の個人や法人から約80億円を集めたとみている。
令和6年5月16日
引用元:テレビ朝日
資産運用コンサル会社の社長らが無登録で関係企業の社債申し込みを勧誘したなどとして逮捕された事件で、社債を再購入させる手口で出資者への返済を逃れていたことが分かりました。
「THE GRANSHIELD」社長の中村容疑者(46)ら8人は、無登録で「トラステール」の社債申し込みの勧誘をしたなどの疑いで送検されました。
その後の捜査関係者への取材で、顧客に返済が必要となる満期のタイミングで中村容疑者らが「これは特別です」などと社債の再購入を勧めていたことが分かりました。
本来、顧客に支払う返済金を、再び社債を購入する資金に回すという手口で返済を逃れていました。
警視庁は、会社にほぼ実体はなく集めた金を飲食などに充てていたとみています。
令和6年5月16日
引用元:時事ドットコム
不動産コンサルティング会社「ザ・グランシールド」の社長らが無登録で社債への投資を募ったとして逮捕された事件で、同社社長の中村容疑者(46)らが「社債は募集をかければすぐ埋まる」「早いもの順」などとせかすようにして、顧客を勧誘していたことが15日、警視庁生活経済課への取材で分かった。
グラン社は社債発行元の経営コンサル会社「トラステール」について「大手保険会社が絡んでいるから倒産しない」と話していたことも判明。同課は、中村容疑者らが投資家をあおるようにして社債を販売していたとみて調べている。
同課によると、中村容疑者らは2017年2月からの約6年間、「元本保証で年2割の配当がある」などとうたい、宮城や兵庫、福岡など36都府県の計約1300人から約80億円を集めたとみられている。
中村容疑者は自身や従業員の人脈を使って、主に20~50代の投資家を勧誘。ミス・ユニバースなどのイベントにも参加して投資を募っており、「募集をかければすぐ埋まる」「49口限定で早いもの順」などと人気があるように装って、社債を販売していた。
トラステールについては、医療機関が金融機関から受ける債務を保証していると説明。「大手保険会社が絡んでいるから倒産しない」と言って、投資家を安心させようとしていた。
トラステールは当初、年2割の配当を払っていたが、昨年2月に支払いが止まり、同10月に東京地裁で破産手続きの開始決定を受けた。実際には債務保証業務はしていなかったとみられる。
令和6年5月16日
引用元:日テレNEWS
国に登録をせず、顧客から資金を集めた疑いで資産運用コンサルティング会社の社長ら8人が逮捕されました。集めた総額は約80億円にのぼるとみられています。
「誕生日おめでとうございます」
「主役です」と書かれたたすきをつけ祝っていたのは自身の誕生日。金融商品取引法違反の疑いで逮捕された、資産運用コンサルティング会社「ザ・グランシールド」社長・中村容疑者(46)です。
ザ・グランシールド社長 中村容疑者(2018年)
「ここに集まっていただいたみなさんには、やっぱり豊かになってもらいたいなと」
“みなさんに豊かになってほしい”、そう話していた男は14日、少しうつむきながら警察署へと入っていきました。
今回、逮捕されたのは中村容疑者や債務保証会社「トラステール」社長・高橋容疑者(61)ら8人。無登録でトラステール社の社債を購入するよう勧誘した疑いがもたれています。
金融機関から資金を借り入れた病院が、万が一返済できないとなった時に代わりに債務の保証を行うとしていた保証会社「トラステール」。中村容疑者の会社は、そのトラステールの社債を購入するよう勧誘を行っていたといい、約1300人から総額80億円を集めていたとみられています。
被害者
「『金の卵を産む鶏がトラステール社債ですよ』って」
こう話すのは、5年前、中村容疑者から“今一番確実にお金を増やす方法”だと勧誘されたという被害者の男性です。
被害者
「病院に金を貸して、その利子をもらって会社を回しているので元本は絶対減らないと言われました」
さらに「年利20%」という高配当も…
被害者
「何回か本人にも『年利20%って詐欺でしょ?』って言ったんですけど、お世話になった人に恩返ししたいんだって」
「『このトラステール社債でみんなに幸せになってもらいたい』って毎回言っていましたね」
男性は、中村容疑者を信じ社債2100万円分を購入。当初は配当があったといいますが、去年3月…
被害者
「(中村容疑者から)『2か月待ってくれ』と言われた。5月末には準備できるめどが立つからと。5月末になっても(振り込みが)なかったので、あーきたよこれはと思って」
実は、警視庁はトラステール社の事業に実態はないとみています。中村容疑者は集めた出資金から約10億円を受け取り、高級車の購入やキャバクラなどに使っていたとみられています。
元社員は…
中村容疑者の会社の元社員
「本当に実在して、しっかり運用されて、お客さまが豊かになる商品だと思っていました」
ただ自身の顧客も配当がストップ。
中村容疑者の会社の元社員
「(勧誘した顧客から)『配当が振り込まれなかったから確認してほしい』と。その連絡で初めて私もトラブルになっていると知った」
――お客さんから連絡きたあとは中村容疑者に連絡した?
中村容疑者の会社の元社員
「連絡しましたね。誠実な対応をすることはなかった。『私は悪くないので言われても困ります』というスタンス」
その配当が止まった時期に行われた社内ミーティング。中村容疑者は「相当やばい。歯医者の比じゃない」などを発言していました。
歯列矯正の被害者
「健康は返ってこないので、その責任をどうとってもらえるのか」
出資の被害者
「生活も資金もなくなってとても困っています」
逮捕前の去年11月、中村社長に記者が「中村社長! 被害者に返金はしないんでしょうか!」と問いかけても無言で車に乗り込んでいました。
警視庁は、事件の全容解明を進めています。
(5月15日放送『news zero』より)
令和6年5月15日
引用元:TBSテレビ
国に無登録で社債の購入を勧誘しカネを不正に集めたとして、東京・銀座のコンサルティング会社の社長ら男女8人が逮捕されました。1300人ほどからおよそ80億円を集めたとみられています。
逮捕されたのは、▼コンサルティング会社「THE GRANSHIELD」の社長・中村容疑者(46)と、▼金融機関への保証会社「トラステール」の社長・高橋容疑者(61)ら男女8人です。
中村容疑者らは2020年から去年にかけて、国に無登録で「トラステール」の社債の購入を勧誘し、男女16人からおよそ1億3000万円を集めた疑いがもたれています。
警視庁によりますと、中村容疑者らは「投資すれば元本保証で年利20%」などとうたい、全国の1300人ほどからおよそ80億円を集めたとみられています。
また、「THE GRANSHIELD」は歯列矯正クリニックの運営もしていて、「モニター契約を結んで宣伝に協力すればキャッシュバックをするので、実質無料で治療を受けられる」などと客を勧誘していましたが、モニター契約をめぐる金銭トラブルや健康被害が相次いでいたということです。
警視庁は事件のいきさつを調べるとともに、全容解明を進める方針です。
令和6年5月15日
引用元:時事ドットコム
無登録で社債への投資を募ったとして、警視庁生活経済課は15日までに、金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で、不動産コンサルティング会社「ザ・グランシールド」社長の中村(46)=東京都江東区豊洲、経営コンサル会社「トラステール」社長の高橋(61)=千代田区内神田=両容疑者ら8人を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。近く、法人としてのグラン社も同容疑で書類送検する方針。
同課は中村容疑者らがトラステールの社債や株式の販売を通じ、昨年2月ごろまでの約6年間で、36都府県の計約1300人から約80億円を集めたとみている。
逮捕容疑は2020年4月~23年1月ごろ、国の登録を受けずにトラステールの社債を販売し、東京や兵庫などの投資家16人から計約1億3000万円を集めた疑い
同課などによると、中村容疑者らは17年2月から、トラステールの社債を販売。同社を「病院が金融機関から融資を受ける際の保証会社だ」と紹介し、「5年後の満期には必ず元本が戻る」などと勧誘していた。実際には保証会社としての活動実態はなかったが、同社は販売額に応じ紹介料をグラン社に支払っていた。
中村容疑者は17年、トラステール側から株式の販売を依頼された。6年間で報酬として少なくとも計10億円を受け取り、高級外車の購入や、月額250万円のマンションの家賃、飲食店での遊興費などに使ったとみられる。
令和6年5月15日
引用元:日テレNEWS
元本保証や年利20%をうたって無登録で社債の勧誘をしたとして資産運用コンサルティング会社社長ら男女8人が警視庁に逮捕されました。
警視庁によりますと資産運用コンサルティング会社「ザ・グランシールド」社長でファイナンシャルプランナーの中村容疑者(46)と金融機関への債務保証会社「トラステール」社長高橋容疑者(61)ら8人は2020年4月から去年1月の間、男女16人(20~50代)に対し病院が金融機関からの借り入れをする際の保証事業への出資をうたった会社社債を国に登録せずに勧誘した金融商品取引法違反の疑いが持たれています。
中村容疑者らは出資者を勧誘する際、この「保証事業」について次のように説明していたといいます。
高橋容疑者が経営するトラステール社は経営難の病院が金融機関から借り入れを行う際に病院の債務を保証。病院から支払われる保証料で利益をあげる事業を展開しているというもの。
中村容疑者らは出資者に対し元本保証や年利20%をうたってトラステール社の社債の購入を持ちかけていたとみられています。
警視庁はこの保証事業そのものが架空の投資話で実態がないものとみて解明を進めています。また、中村容疑者らがこの事業への出資金として全国ののべ1300人ほどから約80億円集めていたとみていて、中村容疑者は集めた出資金から約10億円の報酬を受け取っていたとして捜査をしています。
捜査関係者によりますと中村容疑者や元社員らはファイナンシャルプランナーとして資産など将来設計の相談を受ける立場を利用して将来に不安を持ち保険などについて相談に来た客に「それよりもっといいものあるよ」などとトラステール社債への投資話を持ちかけていたということです。
中村容疑者は去年、日本テレビの取材に対しトラステール社債の勧誘をしたことは認めた上で「トラステール社の高橋さんに言われた通りに説明しただけで私はトラステールのことを詳しく知らない」などとコメントしています。また、「ザ・グランシールド社」を巡っては、運営していた歯科クリニック「デンタルオフィスX」がマウスピースを使った歯科矯正のモニターになれば治療費などが実質無料になるなどと勧誘したにも関わらずモニター報酬が支払われることなく破綻したことも問題になっています。警視庁は、モニター矯正についても今後捜査を進める方針です。
令和6年5月15日
引用元:毎日新聞
無登録で社債を購入するよう勧誘したとして、警視庁生活経済課は15日、金融コンサルタント会社「ザ・グランシールド」(東京都中央区)社長、中村容疑者(46)=東京都江東区豊洲1=ら男女8人を金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで逮捕したと発表した。
中村容疑者らは債務保証会社「トラステール」(東京都千代田区)から請け負い、同社の社債などの販売名目で2017~23年、36都府県の約1300人から総額約80億円を集めたとみられる。販売の際には元本保証や高配当をうたっていたといい、警視庁は詐欺容疑も視野に捜査を進めている。
他に逮捕されたのはトラステール社長、高橋容疑者(61)=千代田区内神田1=ら。8人の逮捕容疑は、国の登録を受けずに20年4月~23年1月ごろ、都内や兵庫、神奈川県などの男女16人にトラステールの社債購入の申し込みをするよう勧誘したとしている。
社債は計約1億3000万円で販売したという。警視庁は8人いずれの認否も明らかにしていない。
金商法では、購入対象者が50人未満の社債は「少人数私募債」と規定し、原則、金融庁に登録せずに発行できるとしている。中村、高橋両容疑者はトラステールの社債が、少人数私募債であるかのように装い、実際には不特定多数に販売していたとみられる。
グランシールドの従業員らは「ファイナンシャルプランナー」を自称。顧客に対して、社債を購入すれば「年利20%の配当を受けられ、5年後に元本を全額返却する」や「人気の商品ですぐに無くなる。iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)よりもお勧め」と勧誘していたという。
23年2月ごろから配当が止まり、その後、社債の購入者らが警視庁に被害を相談していた。
関係者によると、中村容疑者らは顧客にトラステールの事業について、医療機関が診療報酬請求権を債権化して金融機関から融資を受ける際、「返済を連帯保証する代わりに、融資額の3%を保証料として受け取る」と説明。仮に医療機関が債務不履行に陥っても、「大手損害保険会社が返済を肩代わりするため、事業が破綻するリスクは低い」と誘っていたという。
警視庁はこの事業スキーム自体に実体がなかったとみて、全容解明を進めている。
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