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令和6年9月6日
引用元:NHK
岡山県で観光農園などを運営していた「西山ファーム」の違法な商法で損害を受けたとして、大阪や兵庫の34人が元副社長に賠償を求めた裁判で、大阪地方裁判所は、1億2000万円余りの支払いを命じる判決を言い渡しました。
岡山県に本社を置き、観光農園などを運営していた「西山ファーム」に出資した大阪や兵庫などに住む34人は、桃などの商品を購入すれば利益を上乗せして配当すると言われ、金を払ったものの配当が止まったなどと主張して元副社長に損害賠償を求める訴えを起こしていました。
6日の判決で、大阪地方裁判所の土井文美 裁判長は、元副社長が口頭弁論に出廷せず、答弁書や準備書面を提出しなかったことから、事実について争わないものとみなし、34人に対してあわせて1億2000万円余りを支払うよう命じました。
元副社長は、海外で果物を販売する事業に投資すれば配当を支払うなどと言って、違法に金を集めたとして出資法違反の罪に問われ、ことし7月に執行猶予のついた有罪判決が言い渡されています。
令和6年9月6日
引用元:時事ドットコム
観光農園を経営していた「西山ファーム」(岡山県、破産)が不正に資金を集めていた事件で、大阪府などに住む被害者34人がF元代表に損害賠償を求めた訴訟の判決が6日、大阪地裁であった。元代表側が口頭弁論に出頭せず反論もしなかったため、土井文美裁判長は事実を争わないと判断し、請求通り計約1億2800万円の支払いを命じた。
判決によると、西山ファームは2015年ごろから、在庫がない果物をクレジットカード決済で購入させる資金集めを始め、手口を変えながら19年ごろまで勧誘を続けた。土井裁判長は「スキームが違法かつ破綻必至で、原告が多大な損害を受けると容易に知り得たにもかかわらず、資金調達を行っていた」と指摘した。
F元代表は出資法違反(預かり金の禁止)罪に問われ、今年7月に名古屋地裁で懲役2年、執行猶予4年、罰金150万円の有罪判決を受けた。
令和6年7月26日
引用元:名古屋テレビ
岡山県の農園運営会社「西山ファーム」を巡る投資詐欺事件の裁判で、名古屋地裁は元実質的経営者の男に執行猶予付きの判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、「西山ファーム」の元実質的経営者、F被告(43)は2018年、果物などの販売代理契約の名目で配当金を支払う約束をし、3人から合わせて1200万円を違法に預かった出資法違反の罪に問われています。
26日の判決で名古屋地裁は、「組織的・職業的に行われた悪質な犯行で、首謀者として主導した刑事責任は重い」と指摘した一方、「被害者との間で示談が成立している」などとして、F被告に懲役2年、執行猶予4年、罰金150万円を言い渡しました。
令和6年7月26日
引用元:共同通信
不正に金を集めたとして、出資法(預かり金禁止)違反の罪に問われた岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」(閉鎖)の元代表取締役F被告(43)に、名古屋地裁(大村陽一裁判長)は26日、懲役2年、執行猶予4年、罰金150万円(求刑懲役2年、罰金150万円)の判決を言い渡した。
判決によると、実質的経営者として業務全般を取りまとめていた被告は2018年11、12月、金銭管理担当者らと共謀し、保証金名目で集金しようと考え、預けられる金の全額返還と月々の利息支払いを約束して3人から計1200万円を集めた。
西山ファームは果物などの転売事業を展開。事業は19年に事実上破綻した。
令和6年7月10日
引用元:CBCテレビ
全国で133億円を集めた観光農園「西山ファーム」による巨額投資詐欺事件で、4年にわたり海外へ逃亡していた元副社長の男に、検察側は懲役2年、罰金150万円を求刑しました。
起訴状によりますと、岡山県の観光農園「西山ファーム」の実質的経営者だったF被告(43)は、共犯者とともに2018年11月から12月にかけて、元本を保証し月に2%または3.3%の金利を支払うと約束して、3人から合わせて1200万円を受け取った出資法違反の罪に問われています。
F被告は4年にわたる逃亡の末にインドネシアで見つかり、ことし3月以降、詐欺の疑いで3度逮捕されていました。
10日に名古屋地方裁判所で開かれた初公判で、F被告は「弁護人に説明してもらいたい」と話し、弁護側は起訴内容を認めました。
検察側は懲役2年、罰金150万円を求刑し、弁護側は「悪質性は高くなく、弁済もしている」として執行猶予のついた判決を求めました。
令和6年7月10日
引用元:共同通信
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」(閉鎖)を巡り、出資法(預かり金禁止)違反の罪に問われた元代表取締役F被告(43)の初公判が10日、名古屋地裁(大村陽一裁判長)で開かれた。被告は罪状認否を弁護人に任せ、弁護人は「事実関係に争いはない」と起訴内容を認めた。検察側は懲役2年、罰金150万円を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求め即日結審した。判決は26日。
検察側は、青果物などの販売代理契約に関わる保証金名目で資金を調達しようと考え、2015年ごろから共犯者らと多額の資金を集めていたと指摘。実質的経営者で重要な立場にあり「金銭欲しさに犯行に及んだ」と非難した。
弁護側は弁済の見通しがあることなどを踏まえ、執行猶予が相当とした。F被告は最終意見陳述で「経営破綻によりご迷惑をかけた関係者の方々に、深くおわび申し上げたい」と述べた。
F被告は20年に香港に向け出国。タイなどを経て21年にインドネシアに入国し、国際手配され、今年3月に愛知県警に逮捕された。
令和6年5月31日
引用元:産経新聞
岡山県市の観光農園経営会社「西山ファーム」を巡り、出資法違反(預かり金禁止)の罪で起訴された元代表取締役、F被告(43)の勾留理由開示手続きが31日、名古屋地裁(関和寛史裁判官)であった。F被告は意見陳述で、起訴内容を認めた。
会社の運転資金が必要で、金を集める意思決定をした責任者が自身だったことも認めた。被告の弁護人は、起訴された事件の被害者3人のうち2人とは示談が成立したと明らかにした。
起訴状によると平成30年、当時の金銭管理担当らと共謀し、保証金名目で預けられる金の全額返還と月々の利息の支払いを約束し、3人から計1200万円を集めたとしている。
令和6年5月14日
引用元:NHK
海外向けの果物の販売をうたって金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕された岡山県の観光農園運営会社「西山ファーム」の元副社長について、名古屋地方検察庁は14日、出資法違反の罪で起訴しました。
起訴されたのは、岡山県の観光農園運営会社「西山ファーム」の元副社長、F被告(43)です。
起訴状などによりますと、F被告は6年前、海外で果物を販売する事業に投資すれば配当を支払うなどと言って、3人からあわせて1200万円を集めたとして出資法違反の罪に問われています。
警察の調べによりますと、「西山ファーム」は全国の900人以上から130億円余りを集めたとみられ、F被告はこれまで詐欺の疑いで警察に逮捕されていて、検察は、被告が金を集めた行為が詐欺にあたるかどうか、継続して捜査していくとしています。
令和6年4月24日
引用元:中京テレビ
「西山ファーム」の巨額投資詐欺事件で、首謀者とみられる元代表の男が、うその投資話で約1224万円をだましとったとして再逮捕されました。今回で3度目の逮捕となります。
観光農園「西山ファーム」の元代表、F容疑者(43)は、他の人物と共謀し、2018年11月から2019年2月にかけて、当時、三重県津市に住んでいた夫婦に、うその投資話をもちかけ、現金約1224万円をだましとった疑いがもたれています。
警察は認否を明らかにしていません。
F容疑者は約4年間、海外逃亡を続けていましたが、今年1月、潜伏先のインドネシアで身柄を拘束され、これまでに2度、詐欺の疑いで愛知県警に逮捕されています。
「西山ファーム」は少なくとも930人から約133億円を不正に集めていたとみられ、警察は、F容疑者が首謀者とみて調べを進めています。
令和6年4月23日
引用元:共同通信
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」の詐欺事件で、愛知県警は23日、津市の30代夫婦から計約1224万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで元代表取締役F容疑者(43)を再逮捕した。1月に潜伏先のインドネシアで拘束され、県警が同容疑で2度逮捕していた。
県警によると、西山ファームは2015年7月ごろから、果物などの海外転売事業を展開、19年に事実上破綻した。
再逮捕容疑は同社幹部らと共謀して18年11月~19年2月、夫婦に「事業に問題はない」などとうそを言い、商品代金や保証金の名目で18回にわたって計約1224万円を振り込ませるなどしてだまし取った疑い。
令和6年4月23日
引用元:名古屋テレビ
農園運営会社「西山ファーム」の巨額投資詐欺事件で、実質的経営者の男が再逮捕されました。
警察によりますと「西山ファーム」の実質的経営者、F容疑者(43)は他の人物と共謀のうえ、2018年から翌年にかけ津市の夫婦に「指定するサイトで商品を購入すれば、配当を上乗せした金額が支払われる」などとうそを言い、現金合わせて約1224万円を指定した口座に振り込ませ、だまし取った疑いが持たれています。
警察は、F容疑者の認否を明らかにしていません。
F容疑者の逮捕はこれで3回目で、西山ファームは全国の930人から約133億円を集めたとみられています。
令和6年4月3日
引用元:日本経済新聞
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」の投資詐欺事件で、愛知県警は2日、県内の女性から現金約300万円をだまし取ったとして、元代表取締役、F容疑者(43)を詐欺の疑いで再逮捕した。1月に潜伏先のインドネシアで拘束され、県警が3月13日、日本に移送した後、詐欺の疑いで逮捕していた。
県警によると、西山ファームは2015年7月ごろから、果物などの海外転売事業を展開。出資すれば配当を上乗せして返金するとうたい、31都道府県の930人から計約133億円を集めたとされる。19年に事実上破綻した。
再逮捕容疑は同社幹部らと共謀して18年11~12月、愛知県小牧市の女性会社員(35)に「保証金を入金すれば月2%の配当が毎月必ず支払われる」などとうそを言い、商品購入代金や保証金名目などで計約300万円をだまし取った疑い。県警は認否を明らかにしていない。
令和6年4月2日
引用元:名古屋テレビ
農園運営会社「西山ファーム」の巨額投資詐欺事件で、実質的経営者の男が再逮捕されました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは「西山ファーム」の実質的経営者、F容疑者(43)です。
警察によりますと山崎容疑者は2018年、愛知県小牧市に住む女性(当時29歳)に対し「桃などを購入すれば配当を上乗せした金額が支払われる」などとうそを言い、現金約300万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察はF容疑者の認否を明らかにしていません。
F容疑者は3月、身柄を拘束されたインドネシアから強制送還され、別の詐欺容疑で逮捕されていました。
西山ファームは愛知県を中心に全国の930人から約133億円を集めたとみられています。
令和6年4月2日
引用元:共同通信
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」の投資詐欺事件で、愛知県警は2日、県内の女性から現金約300万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで、元代表取締役F容疑者(43)を再逮捕した。1月に潜伏先のインドネシアで拘束され、県警が3月13日、日本に移送した後、詐欺の疑いで逮捕していた。
県警によると、西山ファームは2015年7月ごろから、果物などの海外転売事業を展開。事業に出資すれば配当を上乗せして返金するとうたい、31都道府県の930人から計約133億円を集めたとされる。19年に事実上破綻した。
令和6年3月13日
引用元:中京テレビ
全国から不正に130億円以上集めたとされる「西山ファーム」の元代表の男を愛知県警は、13日、日本に移送する航空機内で、詐欺の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、詐欺の疑いで逮捕されたのは、「西山ファーム」元代表、F容疑者(43)です。
「西山ファーム」は、うその投資話で、少なくとも930人から133億円を不正に集めたとされていて、主犯格とみられるF容疑者は、国際手配され、約4年もの間、海外を転々とし逃亡を続けてきました。
しかし、今年1月、潜伏先のインドネシアで身柄を拘束され、愛知県警は13日午前4時17分、インドネシアから成田空港に移送中の航空機内で、F容疑者を逮捕したということです。
この後、主犯格とみられるF容疑者の身柄は愛知県瑞穂警察署に移される予定で、巨額投資詐欺事件の全容解明にむけて捜査が本格化します。
令和6年3月13日
引用元:時事ドットコム
観光農園を経営していた「西山ファーム」(岡山県、破産)が投資名目で多額の資金を不正に集めたとされる事件で、愛知県警は13日、詐欺容疑で、元代表F容疑者(43)=住所不定=を逮捕した。同容疑者は約4年にわたり逃亡。潜伏先のインドネシアで現地当局に身柄を拘束され、日本に移送する旅客機内で逮捕された。捜査関係者によると、容疑を否認しているという。
同社は愛知県を中心に全国の約930人から総額約133億円を集めたとされる。県警はF容疑者が主導したとみて、資金の流れなど全容解明を進める。
逮捕容疑は元幹部ら5人と共謀し、2018年12月~19年2月、横浜市の会社員女性(32)に「配当を毎月得られる」などとうそを言い、計約780万円をだまし取った疑い。
県警によると、逮捕時に所持していた複数の携帯電話やノートパソコンなどを押収したという。
西山ファームは15年夏ごろから、「クレジットカード決済で果物などを購入すれば、海外に転売し利益を上乗せして返金する」などとうたい投資を募っていたが、19年2月ごろに事実上破綻。県警が同5月に関係先を家宅捜索していた。
F容疑者は13日午前6時半ごろ、県警の捜査員に連れられて成田空港(千葉県)に到着。肩まで伸びた髪に黒いパーカー、ベージュのズボン姿で、周囲を見回すなど落ち着かない様子だった。車に乗り換え、午後1時前に名古屋市内の警察署に着いた。
令和6年3月11日
引用元:共同通信
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」の詐欺事件で、愛知県警は11日、潜伏先のインドネシアで警察当局に拘束された元代表取締役F容疑者(43)の身柄引き渡しを受けるため、同国に捜査員を派遣した。両国が送還に向けた調整を進めていた。県警は詐欺容疑で逮捕状を取得しており、日本に移送し、逮捕する方針。
県警によると、西山ファームは2015年から転売事業を展開。果物や化粧品を購入すれば配当を上乗せして返金するとうたい、31都道府県の930人から計約133億円を集めたとされる。
令和6年3月11日
引用元:毎日新聞
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」の詐欺事件で、愛知県警は11日、潜伏先のインドネシアで拘束された元代表取締役、F容疑者(43)の身柄引き渡しを受けるため、現地に捜査員を派遣した。近く日本に移送し、詐欺容疑で逮捕する方針。全国から約133億円を集めた巨額投資詐欺事件の首謀者とみて調べる。
捜査関係者によると、F容疑者は2020年2月、香港に向けて日本を出国。翌年4月にトルコ経由でインドネシアに入国したとみられる。警察庁は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配していた。インドネシア警察が今年1月31日、西部ブラン島の沖合でF容疑者を乗せた木造船を発見し、不法滞在の疑いで拘束した。
F容疑者は、果物の海外転売事業に出資すれば配当を上乗せして返金するとして、商品購入名目で現金をだまし取った疑いが持たれている。西山ファームは15年ごろから集金を開始。19年2月ごろ、事業が事実上破綻した。被害総額は10億円以上に上るとみられる。
県警は21年10月、西山ファームの元役員ら計5人を逮捕し、F容疑者の逮捕状を取った。出資法違反(預かり金の禁止)に問われた5人には、いずれも有罪判決が言い渡された。また、5都県の出資者41人がF容疑者らに損害賠償を求めた訴訟の判決で名古屋地裁は22年2月、約3億2000万円の支払いを命じていた。
令和6年2月21日
引用元:MBSニュース
133億円を集めたとされる「西山ファーム」の元副社長が、海外で身柄を拘束されました。
インドネシアの入管当局によりますと、岡山県の観光農園「西山ファーム」の元副社長・F容疑者(43)を拘束したということです。F容疑者には詐欺容疑で逮捕状が出ていて、「西山ファーム」の元幹部らが全国で133億円を違法に集めたとされる投資詐欺事件の首謀者とされています。
2019年、F容疑者はMBSの取材に詐欺について否定していました。
(記者)「ウソをついて金を騙し取ったというのはないということですね?」
(F容疑者)「ない」
(記者)「絶対ないですね?」
(F容疑者)「ない」
(記者)「警察が動いたらどうするんですか?」
(F容疑者)「それはしょうがないでしょ。警察が動くんだったら。逆に言ったら、そういう司法の判断をきちっとしてくれた方が俺はありがたい」
現地当局によりますと、F容疑者は2021年からインドネシアに滞在していて、今後、日本に強制送還される方針です。
令和6年2月21日
引用元:時事ドットコム
観光農園を経営していた「西山ファーム」(岡山県、破産)が投資名目で多額の資金を不正に集めたとされる事件で、実質的経営者だったF容疑者(43)が潜伏先のインドネシアで、現地当局に拘束されたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。愛知県警が詐欺容疑で逮捕状を取り、国際手配していた。
近く国外退去処分になる見通しで、県警は捜査員を現地に派遣し、日本に移送して逮捕する方針。
インドネシア入国管理局によると、F容疑者は1月31日、同国西部のブラン島近くで、ボートに乗っているところをパトロール中の警察当局に発見された。無許可でマレーシアに渡ろうとしていたインドネシア人男女4人と一緒で、同容疑者はパスポートなどを所持していなかったため、その場で拘束され、今月2日に入管に引き渡された。
令和5年3月17日
引用元:名古屋テレビ
岡山県の観光農園会社「西山ファーム」をめぐる出資法違反事件で、勧誘役の男3人に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
判決によりますと、B被告(34)、C被告(36)、D被告(35)は「西山ファーム」の実質的経営者の男らと共謀して2018年12月、元本保証や金利の支払いを約束し女性2人から合わせて700万円を集めました。
17日の判決で名古屋地裁は、「被害者2人からの預かり金は合計700万円と多額であり、犯行後に西山ファームが返金しないまま倒産に至っている」「3人は勧誘部隊の中心で、その責任は決して軽いものではない」とする一方で、「被害者に弁償して示談が成立している」などとして、3人それぞれに懲役1年・執行猶予3年、罰金50万円の判決を言い渡しました。
令和5年3月17日
引用元:NHK
岡山県で観光農園などを運営していた「西山ファーム」の元幹部などが投資名目で違法に金を集めたとして出資法違反の罪に問われた事件で名古屋地方裁判所は勧誘役の3人に対し、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。
B被告(34)とC被告(36)、それにD被告(35)の3人は、岡山県に本社を置き、観光農園などを運営していた「西山ファーム」の実質的経営者らと一緒に、5年前の12月、「海外で果物を販売する事業に投資すれば、元本が保証された上で月に2%から3.3%の配当を受けられる」などと持ちかけて、当時の顧客からあわせて700万円を違法に集めたとして出資法違反の罪に問われました。
17日の判決で名古屋地方裁判所の坂本好司裁判長は「犯行後に返金に応じないまま会社が倒産し、一般市民の財産保護が損なわれたことは見過ごせず、勧誘部隊の中心として多数の顧客を勧誘し、責任は軽くない」と指摘しました。
一方で「会社の経営や意思決定をする立場にはなく、責任は首謀者である実質的経営者などに比べて軽い」などとして3人それぞれに懲役1年、執行猶予3年と罰金50万円の有罪判決を言い渡しました。
西山ファームをめぐっては、警察が実質的な経営者について、首謀者とみて詐欺の疑いで逮捕状をとり捜査を続けています。
令和5年3月1日
引用元:共同通信
【ジャカルタ共同】果物の海外転売事業に出資すれば配当を上乗せするとうたって商品購入名目で日本全国から現金をだまし取った疑いで、愛知県警が詐欺容疑で逮捕状を取った岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」社長、F容疑者(42)がインドネシアに潜伏しているとみて同国当局が行方を追っていることが1日分かった。2021年に入国。昨年12月に警察庁が協力要請した。インドネシア警察当局者らが共同通信に明らかにした。
インドネシアでは昨年6月、日本の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして詐欺容疑で警視庁が指名手配したG被告(48)=詐欺罪で公判中=を現地入管当局が逮捕、日本へ移送された。これを機に両国の捜査協力が活発化。F容疑者がインドネシアに入国後、出国した形跡がないことが昨年10月に判明した。
インドネシア警察当局者らによると、F容疑者は20年2月に香港に向けて日本を出国。タイなどを経て21年4月2日、空路でインドネシア首都ジャカルタに入国した。
令和5年1月16日
引用元:CBCテレビ
岡山県の観光農園「西山ファーム」が違法に出資を募っていたとされる事件の裁判で、検察側は勧誘役3人に、それぞれ懲役1年を求刑です。
起訴状などによりますと、岡山県の観光農園「西山ファーム」で出資者の勧誘役をしていたB被告(34)ら3人は、実質的経営者らとともに、客2人から元本保証と金利の支払いを約束して、合わせて700万円を受け取った出資法違反の罪に問われています。
16日、名古屋地方裁判所で開かれた裁判で、検察側は被害者の供述などから集められた金が「元金と利子の支払いが約束されたものであることは明らか」として違法性の認識があったと指摘。
3人がそれぞれ「4000万円ほどを得ていた」として、3人に懲役1年、罰金50万円を求刑しました。
一方の弁護側は、それぞれ「預かり金に該当せず違法性の認識がない」として無罪を主張しました。
令和5年1月16日
引用元:中京テレビ
観光農園経営会社「西山ファーム」を巡る事件の裁判で、検察側は勧誘役の男ら3人に懲役1年と罰金50万円を求刑しました。
起訴状などによりますと、岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」で出資者の勧誘役だったB被告(34)ら3人は2018年12月、実質的経営者の男らと共謀し、元本の保証と月に2から3.3%の金利の支払いを約束して、不特定多数の相手から計700万円の出資金を受け取った罪に問われています。
初公判では、B被告ら3人は認否を留保していました。
16日、名古屋地裁で開かれた裁判で、検察側は「常習的かつ組織的な犯行で悪質」などとして、3人それぞれに対し、懲役1年と罰金50万円を求刑しました。
一方の弁護側は「違法性のある預かり金であるという認識はなかった」などとして、いずれも無罪を主張しました。
判決は3月に言い渡される予定です。
令和4年12月24日
引用元:中日新聞
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」の違法な資金集めで損失を被ったとして、愛知県内の出資者8人が同社役員ら6人に計約1億700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、名古屋地裁であった。岩井直幸裁判長は計約6200万円の支払いを命じた。
岩井裁判長は、クレジットカードで同社が指定する農産物を買えば利益を上乗せして配当するとうたった同社の資金調達について、開始当初を除いて商品が実在しなかったと指摘。「破綻必至のクレジットカードの現金化ビジネスで、出資法にも違反する」と述べ、違法な資金集めだったと認定した。
西山ファームは愛知県警の家宅捜索を受けた2019年に破産。出資者が損害賠償を求める民事訴訟を各地で起こしているほか、元幹部らが出資法違反罪で有罪判決を受けている。
令和4年3月29日
引用元:CBCテレビ
観光農園「西山ファーム」の出資法違反事件で、勧誘役に執行猶予付きの有罪判決です。
起訴状によりますと、岡山県の観光農園「西山ファーム」で出資者の勧誘役をしていたE被告(34)は、実質的経営者らと共に2018年12月、女性2人から元本を保証するなどとして計700万円を集めた出資法違反の罪に問われていました。
これまでの裁判で検察側は懲役1年を求刑、弁護側は起訴内容を認め、執行猶予付きの判決を求めていました。
29日、名古屋地方裁判所で開かれた裁判で、棚村治邦・裁判官は「組織性・計画性の高い犯行である」と指摘。
その上で「自ら枠組みを考案したわけではなく、責任は首謀者に比べ軽い」として懲役1年、罰金50万円、執行猶予3年を言い渡しました。
一方、別の勧誘役は不起訴処分となりました。
大阪府の32歳の女性は「西山ファーム」の幹部の男と共に、2018年11月から翌年2月にかけて、三重県津市の30代の夫婦に桃の輸出に関する“うそ”の投資話をもちかけ、約1200万円をだまし取った詐欺の疑いで去年11月に逮捕されていました。
処分は3月14日付けで、検察は不起訴とした理由を明らかにしていません。
令和4年3月28日
引用元:名古屋テレビ
岡山県の農園運営会社「西山ファーム」をめぐる投資詐欺事件で、逮捕された勧誘役とみられる女性について、名古屋地検は、不起訴処分としました。
28日付けで、不起訴処分となったのは、大阪府の飲食店店員の女性(32)です。
女性は、2018年から複数回にわたり「クレジットカードで桃などを購入すると配当を上乗せして返金する」「事業自体に問題はなく決済は支払われる」などとうそを言い、三重県津市の30代の夫婦から現金約1200万円をだましとったとして、2021年11月、逮捕されていました。
名古屋地検は不起訴理由を明かにしていません。
「西山ファーム」への投資をめぐる事件では警察が6人を逮捕していて、全国930人から約133億円を集めたとみて捜査していました。
令和4年3月17日
引用元:NHK
岡山県で観光農園などを運営していた「西山ファーム」の元幹部が海外で果物を販売する事業への投資名目で、違法に金を集めたとして出資法違反の罪に問われた事件で名古屋地方裁判所は元幹部に執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。
岡山県に本社を置き、観光農園などを運営していた「西山ファーム」の元幹部、A被告(37)は、4年前の12月、「海外で果物を販売する事業に投資すれば、元本が保証された上で月に2%から3.3%の配当を受けられる」などと持ちかけて当時の顧客3人から保証金としてあわせて1100万円を違法に集めたとして出資法違反の罪に問われました。
17日の判決で、名古屋地方裁判所の岩見貴博裁判官は「被告は犯行を主導した実質的経営者を補佐する幹部として、顧客情報や預かり金を管理していたほか、勧誘役に勧誘のしかたを指示するなどして4000万円以上の報酬を得ていて、刑事責任は重い」と指摘しました。
一方で、「被告の役割は主導的とまでは認めがたい」として▼懲役1年2か月、執行猶予3年と▼罰金80万円の有罪判決を言い渡しました。
令和4年3月17日
引用元:時事ドットコム
観光農園を経営していた「西山ファーム」(岡山県、破産手続き中)が不正に多額の資金を集めたとされる事件で、出資法違反(預かり金の禁止)罪に問われた同社元幹部のA被告(37)の判決が17日、名古屋地裁であり、岩見貴博裁判官は懲役1年2月、執行猶予3年、罰金80万円(求刑懲役1年2月、罰金80万円)を言い渡した。
検察側は論告で、A被告は同社ナンバー2として勧誘役らに指示するなど「犯行を主導した」と指摘。弁護側は起訴内容を認めた上で「A被告には決裁権がなく、事務処理をしていたにすぎない」などと執行猶予付きの判決を求めていた。
令和4年2月24日
引用元:NHK
岡山県で観光農園などを運営していた「西山ファーム」の違法な商法で損害を受けたとして、東海3県に住む元顧客らが賠償を求めた裁判で、名古屋地方裁判所は、社長らに3億2400万円余りの賠償を命じました。
岡山県に本社を置き、観光農園などを運営していた「西山ファーム」の元顧客で東海3県などに住む41人は、「クレジットカードで会社指定の商品を買えば3%の利益を上乗せして配当する」などと言われ、金を払ったのに、入金が止まり、損害を受けたなどとして、社長らに賠償を求める訴えを起こしていました。
24日の判決で、名古屋地方裁判所の鈴木昭洋裁判長は、社長らが口頭弁論に出廷せず、答弁書や準備書面を提出しなかったことから、事実について争わないものとみなし、社長らに3億2400万円余りの賠償を命じました。
原告の代理人の正木健司弁護士は「ある程度の時間を要したが、裁判所が被告らの法的な責任を認めたということは一定の意義があると思うので、今後も被害救済に努めていきたい」と話していました。
西山ファームを巡っては、出資法違反の罪に問われている元幹部らの裁判が名古屋地方裁判所で続いています。
令和4年2月24日
引用元:共同通信
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」を巡り、違法な商法で被害に遭ったとして、東京、長野、岐阜、愛知、三重5都県の出資者41人が同社のF社長=詐欺容疑で逮捕状=らに損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は24日、約3億2千万円の支払いを命じた。
鈴木昭洋裁判長は、F社長らが口頭弁論に出廷しなかったため、請求原因について争わないものとみなし、出資者側の請求を認めた。
判決などによると、出資者らは、クレジットカードで同社が指定する商品を買えば3%程度の利益を上乗せして配当するなどと説明を受けたが、2019年を最後に入金が停止した。
令和4年2月24日
引用元:名古屋テレビ
岡山県の観光農園会社「西山ファーム」をめぐる出資法違反事件で、客を勧誘したとされる男に、検察は懲役1年、罰金50万円を求刑しました。
起訴状によりますと愛知県のE被告(34)は、「西山ファーム」の実質的経営者や、他の勧誘役の男3人と共謀し、元本保証や金利の支払いを約束し女性2人から合わせて700万円を集めたとされています。
これまでの裁判でE被告は起訴内容を認めています。
24日の論告求刑公判で、検察側は「報酬として2800万円を受領するなど、勧誘役として果たした責任は重い」などとしてE被告に懲役1年、罰金50万円を求刑しました。
E被告は「周りの人も勧誘していたので、違法の認識はなかった」などと主張しました。
判決は3月16日に言い渡されます。
令和4年2月17日
引用元:東海テレビ
130億円以上を集めた岡山県の農園経営会社「西山ファーム」を巡る投資詐欺事件で、違法に金を集めた罪に問われている元幹部の男は、17日の初公判で起訴内容を認めました。
岡山県の農園経営会社「西山ファーム」の元本部長・A被告(37)は、2018年12月、当時副社長だった男らと共謀し、元本保証などをうたって顧客3人から合わせて1100万円を集めた罪に問われています。
17日の初公判で、A被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は、A被告が数年にわたる犯行で4500万円ほどの報酬を受け取ったと指摘、「共犯者に勧誘を指示するなど犯行を主導していて、役割は重大」として懲役1年2カ月を求刑しました。
弁護側は「副社長だった男の指示を受けていて、被告に決定権はなく、従属的な役割にすぎない」として執行猶予付き判決が相当と主張しました。
令和4年2月17日
引用元:時事ドットコム
観光農園を経営していた「西山ファーム」(岡山県、破産手続き中)が不正に資金を集めていたとされる事件で、出資法違反(預かり金の禁止)罪に問われた同社元幹部のA被告(37)の初公判が17日、名古屋地裁(岩見貴博裁判官)であった。
被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役1年2月、罰金80万円を求刑し、即日結審した。判決は3月17日。
令和4年2月3日
引用元:東海テレビ
岡山県の農園経営会社「西山ファーム」が、およそ130億円を集めたとされる投資詐欺事件で、勧誘役4人の初公判が開かれました。
B被告(33)とE被告(34)ら男4人は2018年12月、「西山ファーム」の当時の副社長の男らと共謀し、顧客2人に元本保証と金利の上乗せを約束したうえで、あわせて700万円を違法に集めた罪に問われています。
3日の初公判で、E被告は「特に間違いはありません」と起訴内容を認めましたが、B被告ら3人は認否を留保しました。
裁判で検察側は、E被告について「顧客の紹介料としてあわせておよそ2800万円を受け取っていた」と指摘しました。
西山ファームを巡っては、元副社長のF容疑者(41)に逮捕状が出ていて、警察が行方を追っています。
令和3年12月11日
引用元:日本経済新聞
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」を巡る事件で、名古屋地検は11日までに、果物などの転売事業で配当を得るために必要な保証金の名目で出資を募ったなどとして、岡山県の同社元幹部、A容疑者(37)を出資法違反(預かり金禁止)の罪で起訴した。これまで詐欺容疑で3度逮捕されていた。
起訴状などによると、既に同罪で起訴されている勧誘役の男4人らと共謀して2018年12月、3人の客に対し、元本保証と月2~3.3%の金利を支払うことを約束し、保証金名目で計1100万円を集めたとしている。
愛知県警によると、西山ファームは15年7月ごろから、購入した果物などを海外に転売する事業に出資すれば、配当を上乗せして返金するとうたい、愛知県を中心に全国から集金。A被告は資金管理を担当していた。
地検は10日、同社の名古屋支店で勧誘役を務めていたとして詐欺容疑で県警に逮捕された女性(31)を処分保留で釈放した。
令和3年12月11日
引用元:毎日新聞
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」を巡る事件で、名古屋地検は10日、果物などの転売事業で配当を得るために必要な保証金名目で出資を募ったなどとして、出資法(預かり金禁止)違反の罪で、岡山県の同社元幹部、A容疑者(37)を起訴した。これまで詐欺容疑で3度逮捕されていた。
起訴状などによると、既に同罪で起訴されている勧誘役の男4人らと共謀して2018年12月、3人の客に対し、元本保証と月2~3・3%の金利を支払うことを約束し、保証金名目で計1100万円を集めたとしている。愛知県警によると、A被告は資金管理を担当していた。
令和3年11月26日
引用元:NHK
海外向けの果物などの販売事業をめぐる投資詐欺事件で、愛知県警に逮捕された岡山県の観光農園運営会社の元幹部が、別の顧客からも1200万円余りをだまし取ったとして再逮捕されました。
再逮捕されたのは、岡山県で観光農園などを運営する「西山ファーム」の元幹部、A容疑者(37)です。
警察によりますと、おととし2月までのおよそ3か月間に、津市の30代の夫婦に対し、「桃を海外に輸出していて、出資金を募っている。クレジットカードで商品を購入すれば、翌月の引き落としの日までに配当を上乗せした金額を支払う」などとうそを言って、あわせて1200万円余りをだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
元幹部は、先月17日と今月6日にも別の顧客から金をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕され、今回が3度目の逮捕となります。
これまでの捜査で、900人以上の顧客から少なくとも130億円余りを集めていたとみられていて、警察は、中心的な役割を果たし現在は海外にいるとみられる当時の副社長について行方を捜査するとともに、引き続き資金の流れなどの実態解明を進めています。
また、警察は顧客を勧誘して元幹部とともに顧客から金をだまし取ったとして大阪府の31歳の容疑者についても詐欺の疑いで逮捕し、詳しいいきさつを調べています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
令和3年11月26日
引用元:毎日新聞
岡山県の農作物生産会社「西山ファーム」(破産手続き中)による投資詐欺事件で、愛知県警は26日、同社元役員のA容疑者(37)=岡山県=と勧誘担当だった女性(31)=大阪府=を詐欺容疑で逮捕した。A容疑者は3回目の逮捕。
容疑は、2018年11月23日~19年2月13日、津市の男性会社員(34)とその妻(32)に「保証金は毎月利益がもらえ、必要になったらいつでも返金できる」などとうそを言い、複数回にわたり現金計約1225万円を同社名義の口座に振り込ませたなどとしている。県警は2人の認否を明らかにしていない。
令和3年11月13日
引用元:山陽新聞デジタル
岡山県の観光農園経営会社「西山ファーム」=破産手続き中=を巡る投資詐欺事件で、社長のF容疑者=詐欺容疑で逮捕状=が同社の金を私的に使い、高級ブランド品の購入や高級ホテルでの宿泊に充てていたとして、破産管財人が容疑者に損害賠償など1700万円を求めた訴訟があり、岡山地裁は12日、全額の支払いを命じる判決を言い渡した。
破産管財人代理の弁護士によると、容疑者は2018年1月~19年6月、同社から貸与されたクレジットカードを使い、高級な私物を買ったほか、接待を伴う飲食店を利用。元交際女性にも同社のカードで、高級ブランドの靴やバッグの購入費、エステティックサロン利用料などを支払わせた。
こうした私的流用は計約7千万円に上り、訴訟では手続きの便宜上、1千万円分の損害賠償を請求。F容疑者が同社名義の高級外車を売却して得たという700万円の返還も合わせて求めていた。
同社は15年7月ごろから、購入した果物などを海外に転売する事業に出資すれば、配当を上乗せして返金するとうたい、愛知県を中心に岡山、広島、香川など31都道府県の930人から計約133億円を集金。商品の購入代金や、配当率を上げるための「保証金」名目で現金を詐取した疑いがある。元幹部ら5人が詐欺容疑で愛知県警に逮捕された。
代理の弁護士によると、19年2月ごろから配当、返金が停止。同社の負債総額は少なくとも約35億円に上り、債権者への配当の見通しは立っていないという。F容疑者は海外にいるとみられる。
令和3年11月6日
引用元:NHK
海外向けの果物などの販売事業をめぐる投資詐欺事件で愛知県警に逮捕された岡山県の観光農園運営会社の元幹部など5人が、別の顧客からもおよそ300万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは、岡山県で観光農園などを運営する「西山ファーム」の元幹部、A容疑者(37)など5人です。
警察によりますと、5人は、平成30年12月までのおよそ1か月間に、愛知県小牧市の32歳の会社員に対し、「桃を海外に販売して利益を出している。クレジットカードで商品を購入すれば、翌月の引き落としの日までに配当を上乗せした金額を支払う」などと言って、あわせておよそ300万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
警察は5人の認否を明らかにしていません。
これまでの捜査で5人は、900人以上の顧客から少なくとも130億円余りを集めていたとみられていて、中には1億3400万円余りを預けた顧客もいたということです。
警察は、中心的な役割を果たし、現在は海外にいるとみられる当時の副社長について逮捕状を取って行方を捜査するとともに引き続き、資金の流れなどの実態解明を進めています。
令和3年11月6日
引用元:毎日新聞
岡山県の農作物生産会社「西山ファーム」(破産手続き中)による投資詐欺事件で、愛知県警は6日、同社元役員のA容疑者(37)ら男性5人を詐欺容疑で再逮捕した。県警は5人の認否を明らかにしていない。
再逮捕容疑は共謀し、同県小牧市の会社員女性(32)に2018年11~12月、クレジットカードでの商品購入を勧め、さらに「保証金を入金すれば配当は月2%になり、毎月必ず支払われる」などとうそを言い、現金計約300万円を同社名義の口座に入金させるなどしたとしている。
県警によると、他に再逮捕された自営業のB容疑者(32)ら4人は16、17年ごろから顧客を勧誘し、「四天王」と呼ばれていたという。それぞれ紹介料として約2896万~約4597万円を受け取っていたとみられる。
令和3年10月23日
引用元:時事ドットコム
観光農園を経営していた「西山ファーム」(岡山県、破産手続き中)をめぐる投資詐欺事件で、同社代表のF容疑者(40)=詐欺容疑で逮捕状=が約3年前、知人男性に「売り上げが伸びて銀行から融資を受けやすくなった」と話していたことが22日、男性への取材で分かった。
同社はクレジットカード決済を悪用した架空取引を繰り返していたとされ、帳簿上の売り上げを伸ばすことで、金融機関から融資を引き出す狙いがあったとみられる。
愛知県警などによると、同社は2015年夏ごろから、生産した果物などを顧客が購入した上で海外に転売し利益を上げるとうたい、「カードで決済してくれれば商品代に上乗せして返す」などと投資を募っていた。
しかし、実際は取引の大半に実態はなかったとみられる。同社は19年10月に破産手続きに入り、F容疑者は20年2月、香港に出国。県警は今月17日、元幹部ら5人を逮捕した。
知人男性によると、18年ごろF容疑者から仕事の相談を受けた際、同容疑者は「銀行から融資を受けて事業を拡大する」「売り上げが伸びて銀行から借りやすくなった」と話したという。
別の関係者や資料によると、同社の売り上げは15年は約9500万円だったが、18年には約102億円に急増。同社は18年12月時点で四つの金融機関から計3億1000万円を借り入れていた。フルーツを使ったスイーツを提供する東京都内のカフェの出店資金などに充てられたとみられ、県警は融資金の詳しい使途なども調べる。
令和3年10月20日
引用元:時事ドットコム
観光農園を経営していた「西山ファーム」(岡山県)をめぐる投資詐欺事件で、同社が投資者に対し、クレジットカード会社から決済内容について問い合わせがあった際に、西山ファームの社名を出さないよう指示していたことが20日、関係者の話で分かった。
同社はクレジットカードを使った「架空取引」を繰り返していたとみられ、愛知県警はカード会社への不正発覚を防ぐ狙いがあったとみて調べている。
西山ファームに投資していた女性によると、同社は2018年春ごろ、女性にインターネット交流サイト(SNS)を通じて、「自分や家族のためにまとめて購入したことにしてほしい」「西山ファームの名前を出すのは控えるように」などと、カード会社から問い合わせを受けた際の対応を指示した。取引内容を他言しないとする念書にサインを求められたこともあったという。
令和3年10月18日
引用元:読売新聞オンライン
虚偽の投資話で金をだまし取ったとして、愛知県警は17日、農園経営会社「西山ファーム」(岡山県、破産手続き中)元幹部、A容疑者(37)(岡山県)ら男5人を詐欺容疑で逮捕した。海外にいるとされる同社代表のF容疑者(40)についても、同容疑で逮捕状を取った。県警は、同社が投資名目で少なくとも130億円を集めたとみて実態解明を進める。
発表によると、5人は2018年12月~19年2月、横浜市の会社員女性(30)に対し、「指定した通販サイトで果物などをクレジット払いで購入してくれれば、転売した上で、購入代金に最大3%を上乗せして返金する」などとうそをつき、計786万円をだまし取った疑い。伊藤容疑者は会社の資金管理を担い、他の4人は投資の勧誘担当だった。県警は5人の認否を明らかにしていない。
こうした勧誘は15年7月に始まり、顧客の相談を受けた県警は19年5月、出資法違反(預かり金の禁止)容疑で、岡山市や名古屋市の同社事務所などを捜索した。同社に対しては、顧客が損害賠償を求める訴訟を起こしており、訴訟資料によると、顧客は全国で約1500人、被害総額は18億円に上るとみられている。県警は同社の取引には実態がなく、集めた金を顧客への支払いに回す「自転車操業」だったとみている。
同社は、桃などを生産する観光農園として04年に創業、15年に法人化された。タレントがSNSで紹介するなどして知名度を上げ、18年に102億円の売上高を計上したが、19年10月に破産手続きが開始された。
令和3年10月17日
引用元:CBCテレビ
全国でおよそ133億円を集め破産した、岡山の観光農園「西山(にしやま)ファーム」をめぐり、元幹部ら5人が、詐欺の疑いで17日、愛知県警に逮捕されました。
元幹部らは全国でおよそ133億円を集めていたとみられています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、岡山県の観光農園「西山ファーム」の元幹部、A容疑者(37)と、出資者の勧誘役だったB容疑者(32)、C容疑者(34)、D容疑者(33)、E容疑者(34)のあわせて5人です。
愛知県警によりますと、5人は横浜市に住む30歳の会社員の女性に、「クレジットカードを使って、指定するサイトで桃などを購入すれば、1.5パーセントから3パーセントの配当を上乗せして代金を返還できる」と説明。
そのうえで、「保証金500万円を入金する必要がある」などとうそをついて、あわせて800万円ほどをだまし取った疑いが持たれています。
警察は5人の認否を明らかにしていません。
西山ファームは全国で930人からおよそ133億円を集めた後、2019年破産手続きを開始。出資者が各地で訴訟を起こしていました。
愛知県警は海外にいる元副社長のF容疑者(40)についても逮捕状をとり、行方を追っています。
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